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骨粗鬆症(骨粗しょう症)はどんな検査をするの?検査方法や診断について

加齢とともに骨の強度が低下し、骨折リスクが高まる骨粗鬆症。

自覚症状がほとんどないまま進行する特徴があることから、骨折をして初めて骨粗鬆症であることが判明するケースが少なくありません。

このような事態を防ぐために、定期的に骨粗鬆症の検査を受けることが重要といえます。

そこで本記事では、骨粗鬆症の検査方法にはどういった種類があるのか、診断基準や治療法などもあわせて解説します。

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なぜ骨粗鬆症の検査は必要なのか?

骨粗鬆症は特に中高年の女性に多く見られる老化現象のひとつです。

骨の量が減り、強度が弱くなることで骨折しやすくなりますが、自覚症状がほとんどなく骨折をしたときに初めて骨粗鬆症であることが判明するケースが少なくありません。

年齢を重ねると骨折の回復にも時間を要することから、日常生活で骨折に注意し予防するためにも、定期的に骨粗鬆症の検査を行うことが重要といえます。

関連記事:骨粗鬆症の初期症状は気づきにくい?|骨粗鬆症の原因も解説

骨粗鬆症の検査方法の種類

骨粗鬆症は、骨の量や強度、密度を検査し診断を行います。

では、これらの検査は具体的にどのようにして行われるのでしょうか。検査方法の主な種類を紹介します。

一般的な骨粗鬆症の検査方法

多くの病院や検査機関で行われる骨粗鬆症の検査方法には、以下の3つがあります。

骨密度検査・海綿骨構造指標検査

骨密度検査および海綿骨構造指標検査は、超音波やX線を用いて骨の密度および構造を調べる検査方法です。

骨密度検査には、腰椎や大腿骨の骨密度を正確に計測できるDXA法があります。

また、海綿骨構造指標検査は、骨密度だけでは判断が難しい骨の構造を調べるのに適した方法であり、正確な骨粗鬆症の検査に欠かせません。

レントゲン検査

レントゲン検査は、背骨全体をX線で撮影する方法です。

骨密度検査との違いは、骨がスカスカになっていないかを検査するとともに、骨の変形や骨折がないかを確認し、骨粗鬆症とその他の病気を判別します。

血液検査

血液検査は、骨の質を判断するためのホモシステインやペントシジンといった物質を調べると同時に、続発性骨粗鬆症の原因精査にも用いられる検査方法です。

その他骨粗鬆症に関連する検査

上記で挙げた骨粗鬆症の検査方法は、いずれも専門的かつ精度が高いものばかりですが、これ以外にも手軽にできる検査方法もあります。

骨密度測定

手のひらをかざすだけで診断可能なMD法や、かかとに超音波を当てるだけで計測可能な超音波法などがあります。

腰椎や大腿骨の骨密度検査に比べると検査の精度は高いとはいえませんが、簡易的な方法であることからさまざまな場所で普及しています。

骨代謝マーカー

骨代謝の際に生成される物質を調べることで、骨代謝がどの程度活発に行われているかを把握し、骨粗鬆症のリスクを計測する検査方法を骨代謝マーカーとよびます。

骨芽細胞が生成する物質であるP1NPを計測する骨形成マーカーや、破骨細胞が生成する物質TRACP-5bを計測する骨吸収マーカーなどがあります。

骨関連ビタミン

骨代謝は骨粗鬆症を予防するために重要な働きをしますが、この際に不可欠なのが骨関連ビタミンとよばれるビタミンD、K、Bなどです。そこで、骨代謝マーカーのひとつとして、骨質に悪影響を及ぼすucOCを計測する骨質マーカーを計測する方法もあります。

骨粗鬆症の診断基準

骨粗鬆症であるかどうかを診断する際には、「原発性骨粗鬆症の診断基準(2012 年度改訂版)」に沿って判断されます。

このなかでは、骨密度を検査しただけでは骨折リスクを判断することは難しいとしており、大きな危険因子として既存骨折の有無が挙げられています。

特に、椎体または大腿骨近位部に脆弱性骨折がある場合には、骨密度の計測値にかかわらず骨粗鬆症と診断されます

また、上記の部位以外で脆弱性骨折があり、なおかつ骨密度がYAM(若年成人平均値)の80%未満であった場合でも骨粗鬆症と診断されます。

さらに、既存骨折がない場合には、骨密度がYAM(若年成人平均値)の70%以下または-2.5SD以下の場合に骨粗鬆症と診断されます。

◆骨粗鬆症診療ガイドライン

骨密度が正常でも骨折のリスクがある人がいる?

従来、骨粗鬆症は骨密度の高さが影響していると考えられてきました。

しかし、実際にさまざまな骨折の症例を見てみると、骨密度が高いにもかかわらず骨折リスクが高い患者が一定数存在することが判明しました。

そこで注目されるようになったのが、骨質とよばれる概念です。

骨質とは、骨内部の構造や石灰化の密度、骨代謝のスピード、微小骨折の有無などによって変化するものです。

現在では、骨粗鬆症は骨密度が70%、骨質が30%程度の割合で関係しているとされており、必ずしも骨密度の測定だけで診断することは適切ではないのです。

関連記事:骨粗鬆症の予防対策|食べ物・運動・サプリ・薬などにわけて紹介

骨粗鬆症の検査は何歳から受けるべき?

骨粗鬆症の検査は、女性の場合は40歳から、男性の場合は50歳からを目安に、4〜12か月に1回程度のペースで定期的に受診することが理想といえます。

特に女性は、40代半ばに閉経後、骨密度が急激に減少しやすいことから、男性に比べて骨粗鬆症の発症リスクが高いです。

また、運動不足や無理なダイエットをしている方も、性別を問わず骨粗鬆症の発症リスクが高いことからこまめな検査を受ける必要があります。

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骨粗鬆症の検査にかかる費用

骨粗鬆症の検査にかかる費用は、部位や検査方法によっても変わってきます。

たとえば、X線で腰椎および大腿骨の骨密度を正確に測る場合には、保険適用(3割負担)で1回あたり1,000〜1,500円程度の費用となっています。

さらに、前腕など簡易的な検査であれば、1回あたりの検査費用は数百円程度に抑えられる場合もあります。

骨粗鬆症の検査はどこで受けられる?

骨粗鬆症の検査は定期的に行う必要があることから、できるだけ近場で手軽に通えるところが理想的です。

検査自体はさまざまな医療機関で行われており、整形外科外科内科婦人科などを受診するケースが一般的です。

公的施設でも検査は行われていますが、確実なのはまず所管の保健所に問い合わせてみることです。

自宅の付近で骨粗鬆症の検査を行っている医療機関を紹介してくれるほか、自治体が行っている無料の検査を紹介してくれることもあります。

なお、骨粗鬆症の検査でX線撮影をする場合には、専用の検査着を医療機関側で用意してくれるため、それに着替えます。

ただし、ブラジャーの金具やボタンといった金属が検査に影響を与えることがあるほか、湿布やエレキバンなどを体に貼り付けている場合も悪影響を及ぼす可能性があるため、事前に取り外しておくことが重要です。

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骨粗鬆症と診断された後の治療

骨粗鬆症と診断された場合、骨の強度を高めるために食事療法や運動と並行して薬物治療が選択されることが多いです。

たとえば、破骨細胞の活性化を抑えるビスホスホネートや、骨の代謝を促す副甲状腺ホルモン薬や抗スクレロスチン抗体などが代表的ですが、これらは飲み薬として摂取する場合もあれば月1回程度の注射によって投薬する場合もあります。

また、骨の代謝を促進するカルシウムやビタミン類などを補給するために、飲み薬が処方されることも少なくありません。

症状が軽い場合や初期の治療段階では飲み薬が選択されることが多いですが、症状が重く骨折リスクが特に高い場合などでは注射へと移行していく場合もあります。

関連記事:骨粗鬆症の治療に使用される注射の一覧と効果・副作用について解説

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックは最新鋭の骨密度検査の機械を導入

骨粗鬆症の検査や治療にあたっては、特に整形外科を受診する患者が多い傾向にあります。

ここで重要なのは、より専門的で多様な検査に対応できる整形外科を受診することです。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは骨粗鬆症専門外来を設けており、骨密度はもちろん、骨質の検査・治療についても力を入れています。

年間約5,000件の検査実績があり、患者さま一人ひとりに寄り添った治療を提案していることが大きな強みといえます。

さらに、腰椎と大腿骨の骨密度検査をわずか5分程度で計測できる最新鋭の機器も導入済みで、定期的に検査を受けても放射線による健康リスクはほとんどありません。

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テレビ取材を受けた骨粗鬆症診療とは?

骨粗鬆症の診療でイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックがテレビによる取材を受けた時の動画です。

映像やナレーション、テロップ等を使ったわかりやすい解説となっておりますので、こちらもぜひご覧ください。

まとめ

閉経後にホルモンバランスが崩れ、骨密度が低下する傾向が見られることから、骨粗鬆症は特に中高年の女性に多いものです。

また、運動の習慣がなかったり、寝たきりの生活が長く続いている方も骨粗鬆症のリスクは高まります。

検査方法にはさまざまな種類があり、短時間で手軽に測定できるものもありますが、より精度の高い検査を行うためには最新の機器を使用したX線撮影がおすすめです。

精度の高い検査と骨粗鬆症の治療実績が豊富な整形外科をお探しの方は、ぜひ一度イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックを受診ください。

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この記事の監修医師


藤沢駅前 藤沢にありますイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック  院長 渡邉 順哉

■詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

経歴

●東邦大学 医学部 卒業
●横浜市立大学附属市民総合医療センター 整形外科
●イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長

テレビ取材を受けました

放送局:TVK、チバテレ、テレ玉 の3局同時
番組名:モーニングこんぱす
日時:7月8日(木)7:30~8:00内のどこか 

ついにテレビ取材が来ました!

先日テレビ局からの取材依頼を受けました。

当院が力を入れてる骨粗鬆症、これを取材したいということでした。

6/23テレビ局が取材にきて、2時間程取材を受けました。

どのような内容に編集されるかは私も教えてもらえませんが、骨粗鬆症の検査の重要性についてみっちり取材を受けましたので、骨粗鬆症でお伝えしたいことは全てお話しました。是非ご覧ください。

なんと1%という骨粗鬆症の検診率全国ワースト3位の神奈川県の汚名返上の一助になればと思います。

目指せ骨粗鬆症撲滅!

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

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チーム医療を!

皆さんこんにちわ。
藤沢 駅前 藤沢にありますイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックです。  

突然ですが皆さんPT•OT•STという言葉を聞いたことはありますか?これは病院やクリニックでよく使われる言葉の略語になります。

PTはPhysical Therapist
OTはOccupational Therapy
STはSpeech Therapist

の頭文字をとって略したものになります。

英語に詳しい方ならなんのことかわかった方もいるでしょうか。

それぞれ
PhysicaltTherapist→理学療法士 のこと
Occupational Therapy→作業療法士のこと
Speech Therapist→言語聴覚士

のことを表しています。

病院やクリニックではスタッフ間でよくこの略した言い方で呼び合うこともあります。

ちなみに藤沢にありますイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックにいるのはPhysical Therapy→略してPT→理学療法士になります。

それぞれ職業にどんな違いがあるのかは、長くなりますのでまた別のブログに掲載します。

ちなみに、皆さんご存知の通り
医師→Doctor
看護師→Nurse
はそのままの呼び方で呼ばれることが一般的だと思います。

それぞれ仕事内容は違いますが、最近ではそれぞれが専門職を生かして働くだけではなく、それぞれ意見を交え、医師、看護師、理学療法士など多くの医療に関わる職種が患者様の病状に合わせてチームを組み、意見交換しながら患者さまが心身ともに健やか生活が送れるよう、サポートしていきます。
これをチーム医療と言います。

 

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックには医療スタッフは医師2名、理学療法士5名に4月より2名増員予定、看護師1名に4月より1名増員予定、放射線技師2名、管理栄養士4月より1名入職予定、医療事務9️名でチーム医療を行っています。

クリニックは病院と比較すると医療職種は少ないと思います。
特に藤沢藤沢にありますイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックは
整形外科に特化してるクリニックになりますので、大きな病院と比べると職種は少ないかなと思います。

しかし、我々、藤沢藤沢にありますイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックも1人1人の患者さまを中心に、それぞれのスタッフが知識と技術を持ち寄り、それぞれの強みを発揮しながら皆様の悩みの解決をしていけたらと思っております。どこかお体の痛みでお悩みの方は是非、イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックに受診にいらしてください。

本日もブログを読んでくださりありがとうございました。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック T&K

フレイル(虚弱)について

いつもイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの記事をご覧頂き、誠にありがとうございます。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックです。

 

本日のイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックブログでは、フレイルについて記事をまとめましたのでぜひご覧ください!

 

はじめに、フレイルとは加齢に伴い生じやすい衰えの全般を示しています。

例:加齢に伴い疲れやすくなったり気分が乗らない等で、家にこもることが多くなった。等

 

フレイルは、身体的側面だけでなく、認知機能・うつ状態などの精神的側面と孤独や孤立など社会的側面も含めた多面的な概念となります。

 

◎当院(イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック)ブログに記事のある、サルコペニアやロコモティブシンドロームは身体的側面に着目した概念・疾患になります。

 

★☆★近年では、高齢者のフレイルが要介護へ繋がることなどから介護予防の観点としてもフレイル対策は注目されています★☆★

 

フレイルの基準には、さまざまなものがあります。

そのなかでもよく使われるFriedの基準には5項目あります。

 

①体重減少:1年間のうちに4.5kgまたは5%以上の体重が自然に減った

②疲れやすい:何をするにも面倒だなと感じる日が週3,4回ある

③歩くスピードが以前に比べて遅くなった

④握る・持つなどの力が弱くなった(握力が低下した)

⑤家にいる時間や何もしない時間が増えた(身体活動量の低下)

 

上記の項目のなかで…

 

◎3項目当てはまる➡フレイル

 

◎1または2項目だけの場合には➡プレフレイル(フレイルの前段階) と判断します。

 

現在、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、不要不急の外出自粛など多くの制限を強いられている状況かと思います。以前では、外出や運動などをしていた方でも生活リズムが変化し活動量の減少や生活範囲の縮小などに繋がっているかと思います。

 

こうした状況が高齢者にとっては大きな影響になるため、簡単な運動だけでなく、バランスの良い食習慣・社会との繋がりを生活の中に取り入れてコロナ対策とともにフレイル対策も意識していただけたらと思います。

 

また、以前もご紹介させていただきました当院(イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック)にありますInbodyで現在の身体状況の把握にお役立て頂ければと思います。

 

簡単な検査になりますので、ご興味がある方は是非お気軽に当院(イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック)受付・スタッフにお声掛けください。

また、料金については以下の通りでございます。

 

◎初回(1回目):当院(イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック)についてのアンケート記入で無料!

◎2回目以降:500円/回

 

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックスタッフ

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骨密度検査のご紹介

いつも、イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの記事をご覧頂き、誠にありがとうございます

本日は、イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの骨密度検査について記事をまとめましたのでぜひご覧ください!

はじめに、骨密度検査でわかる、骨粗しょう症についてです。

骨粗しょう症とは…骨の強さが低下し骨がもろくなる状態。そのため骨折に繋がる可能性の高い状態を示している病気です。

骨粗しょう症は自覚症状がでにくく、自身で気づきにくい病気になります。

しかし、骨粗しょう症が原因で骨折などに繋がることで日常生活への支障や、高齢者などでは健康寿命の短縮につながることもある病気です。

(※健康寿命とは…健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間とWHOで定義されています。◎現在WHOでは、健康寿命の延伸が注目されています

目に見えた実感や症状が自覚がでにくいことで、骨粗しょう症治療のスタートが遅れることが多くみられます。

また、骨粗しょう症治療は短期間の治療ではなく、長期間の治療になる為、ご自身やご家族の取り組みが治療効果に大きく反映されます。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは、腰椎+大腿骨の骨密度測定に加え、骨の質を検査することが2月より可能になりました★☆★

より詳しい検査が可能になったことで、検診者様にはよりご満足頂けたらと思います。

また、骨密度測定とともにイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは採血を行います。

骨を作る・壊す働きや、骨に影響するビタミン項目、また肝機能・腎機能などの項目を合わせて採血させて頂きます。

以上の検査結果から医師より治療方針の提示をさせていただくような検査になります。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは、長期間の治療になる骨粗鬆症治療や検査に対して院長を筆頭に大きく力を入れ取り組んでいます。

ぜひ、骨粗しょう症について・骨粗しょう症治療についてなど気になる方がいれば、お気軽にイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックへご来院・お問い合わせ頂ければと思います。

※イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの検査は予約制・計20-30分程度でご案内しております。

最後までご覧いただきありがとうございました‼‼‼

☆★☆イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック一同で皆様の治療のサポートをさせて頂きます☆★☆

 

骨粗鬆症の精密検査・最新治療

 

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックスタッフ

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メタボリック症候群について

いつも記事をご覧頂き、誠にありがとうございます。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックです。

 

本日は、メタボリック症候群について記事をまとめましたのでぜひご覧ください!

 

はじめに、メタボリック症候群とは内臓脂肪が多く内臓肥満に加えて高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病が合わさった状態をさします。別名では内臓脂肪症候群などとも呼ばれます。

 

私たちの身体は、 約20%が脂肪構成されています。脂肪は皮下脂肪・内臓脂肪とに分けられます。

 

体脂肪(脂質含む)の主な役割は…

 ・ホルモンなどを作り出す機能

 ・衝撃を和らげるクッション機能

 ・体温を保つ機能

 ・エネルギーをたくわえる機能

 …など、その他多くの機能を担っています。

 

脂肪と聞くと良いイメージより悪いイメージを抱きやすいですが、私たちの身体にとって必要なものであることがわかります。

 

しかし、適切な体脂肪より体脂肪が多いまたは少ないなどしてしまうと身体に影響がでます。

 

◎肥満➡生活習慣病や関節への負担、また睡眠時無呼吸症候群などへのリスク

◎痩せすぎ➡体温や免疫力の低下、骨粗鬆症のリスクなど

 

適切な体脂肪量は健康な生活を支えています。予防目的でも現在の体脂肪量について把握しておくと良いでしょう。

 

筋肉と脂肪を比較すると脂肪の体積は約1.2倍と大きい為、脂肪を減らし筋肉を増やすことで体重は増加しますが見た目が引き締まるようになります。

 

また、以前もご紹介させていただきました当院(イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック)にありますInbodyで現在の体脂肪率の把握にお役立て頂ければと思います。

 

簡単な検査になりますので、ご興味がある方は是非お気軽に受付・スタッフにお声掛けください。

また、料金については以下の通りでございます。

 

◎初回(1回目):当院(イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック)についてのアンケート記入で無料!

◎2回目以降:500円/回

体組成計

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックスタッフ一同

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テリパラチド注射について

テリパラチドの注射について

 

こんにちはイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックです。

当院では骨粗鬆症治療にテリパラチド注射を行っています。テリパラチド注射について記載して行こうと思います。

注射と聞くと何だか怖いようなイメージがありますが、針はとても細い物で行うようになっています。

また、この薬はどうして注射でないといけないのか、と思われることもあるかもしれません。

テリパラチドの成分は口から飲むと胃酸で消化されてしまうため、どうしても錠剤にすることができず、注射することで最大限の効果を発揮する薬になります。

 

テリパラチド皮下注キット600μg

剤型:無色透明の液体

効果:骨形成を促進し、骨粗鬆症で減った骨の量を増やす。

もろくなった骨の中の構造を再構築して強くしなやかな骨を形成し、骨を折れにくくします。

保管方法:使用後も2〜8℃(冷蔵庫など)で遮光して、凍結を避けて、保管します。

副作用:主な副作用として、吐き気、上腹部痛、頭痛などが報告されています。

このような症状に気づいたら、処方医に相談してください。

また、吐き気や嘔吐、便秘、眠気、筋力低下などの症状が認められた場合も処方医にご相談ください。

お薬が身体に合わない場合、ショックや一過性の急激な血圧低下に伴う意識消失があらわれることがあります。この薬の注射後30分程度はできる限り安静にしてください。また、血圧低下、めまい、立ちくらみ、動悸(どうき)、気分がすぐれない、吐き気、顔面が蒼白になる、冷や汗が出るなどがあらわれた場合は、症状がおさまるまで座るか横になってください。

 

よくある質問

Q:テリパラチドを持ち運ぶときはどうしたらいいですか?

 

A:初回説明の際にテリパラチド用の専用ポーチをお渡ししていますので、そちらを使用します。

ポーチの外部温度が25°を超える可能性がある場合は、専用の保冷剤を凍結して入れてお使いください。

ポーチの外部温度が30°以下であれば5時間、40°以下であれば3時間にわたり、25°以下に保つことができます。外気温が25°以下であれば、28日目の投与が終わるまでの間に36時間までテリパラチドを持ち運ぶことが可能です。

また、車で移動の際、車から離れるときはテリパラチドを一緒に持ち出してください。

直射日光が当たる場所や、車内などに放置しないように気を付けてください。

 

 

骨粗鬆症外来

 

もしわからない事があれば当院のスタッフにお気軽にお声がけくださいね。

 

藤沢の駅前 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック スタッフより

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イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック~お昼の過ごし方~

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックです。

今回はイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの昼休みの様子を紹介します。

お昼休みの時間は当院の入口、自動扉は締まっていますので、患者さんは知ることができません。

そこで、今回は少しお昼休みの過ごし方を紹介します。

 

藤沢 駅前イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのお昼時間は12時30分から13時30分の1時間です。

今年から診療時間が変更し、それに伴い昼休みの時間も少し短くなりました。

(ちなみに以前までは12時40分から14時30分の1時間50分でした。みなさま、お間違いないようにしてください。)

 

今回紹介するのはリハビリスタッフのお昼の過ごし方です。

まずはじめにお昼ご飯を食べてエネルギーをチャージします。お弁当を持ってきているスタッフもいれば、近くにあるコンビ二やスーパーにお弁当を買いに行くスタッフもいます。

 

コロナ流行前まではみんなで楽しくおしゃべりをしながら和気あいあいと食事をとっていましたが、コロナが流行してからは、個人個人が各テーブルに分かれて距離をとり、お互いが向き合わないように食事をとっています。ですので、最近のお昼時間は以前と比べると少しもの寂しい雰囲気ですが、コロナ感染を防止するためにも致し方ないことかなと思います。

 

その後は各々が好きなことをしています。音楽を聴いて過ごしたり、読書をしたり、昼寝をしていたり、、、勉強しているスタッフもいます(私も真似をしなければなりませんね、、、、)。

 

 

そして、ちょっとしたリラックス時間も束の間、そのあとは午後の診療の準備に取り掛かります。

藤沢駅前 藤沢にありますイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックを選んで来院される患者様により良いリハビリをするために、午後来て下さる患者様の情報を確認し、午後の診療に備えます。

そんなこんなをしている間にあっという間に昼休みは終わってしまいます…泣

 

お昼休みの時間はスタッフ同士のコミュニケーションのいい機会でもあったので、コロナの影響でそういった時間も取れないため、早くコロナが終息して、またみんなで、楽しくお昼の時間を迎えられる日が来るといいなと願っています。

ただ、そんな時こそ、自分の時間を有意義に使ってお昼の時間を勉学の時間に使うのもありかなと、

私の普段のお昼時間の過ごし方を見直すいい機会にしてみようと思いました。。。

 

こういった感じでイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのスタッフは、当院を選んできてくださる皆様の痛みや悩みに真摯に向き合うために、お昼時間にエネルギーを注入しているのでした。

 

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック   スタッフ

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院内設備「InBody270」のご紹介③

いつも記事をご覧頂き、誠にありがとうございます。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックです。

本日は院内設備のInBody270について、ご紹介させていただきたいと思います。

☆★当院(イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック)では昨年8月より導入した新しい機械になります★☆

 

今回はInBodyに関するよくある質問を下記にまとめてみました!

是非ご覧ください!

 

Q1:家庭用の体組成計で体脂肪が異なるのはなぜでしょうか。

 

A1:InBodyは主に医療や研究目的で使用される精密機器ですが、ご家庭用の体組成計は健康な方における大体の体成分の傾向のみが把握できる簡易的なものが多いです。

そのため、入力した性別・年齢から推定される統計的な体成分とずれが大きいほど、その誤差も大きくなります。

なので、同じ項目で異なる結果が出た場合は、InBodyによる数値を参考にしていただければ良いと思います。

 

Q2:測定結果が毎回少し差が出てます。本当に正しい数値なのでしょうか。

 

A2:新陳代謝によって体水分は常に体内に循環しています。

そのため、連続で測定しても0.1kg程の僅かな誤差が生じる事があります。

しかし、ほとんどの場合では注意事項(測定中に動く・測定中に話す・測定姿勢が正しくない等)を守り正しい姿勢で測定していれば、測定時点の最も正確な数値が得られます。

 

※手足の乾燥がある場合には、測定エラーが出たり、異常なインピーダンスが表示されたりすることがあります。

その場合は、濡れティッシュで軽く湿らせていただくことがあります。

 

簡単な検査になりますので、ご興味がある方は是非お気軽に受付・スタッフにお声掛けください。

また、料金については以下の通りでございます。

 

◎初回(1回目):当院(イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック)についてのアンケート記入で無料!

◎2回目以降:500円/回

 

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックスタッフ一同

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骨粗しょう症の骨密度検査部位や診断基準について

こんにちは!
いつも記事をご覧頂き誠にありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでございます。

当院は骨粗しょう症の治療に力を入れています。

今回の記事は

  • 骨粗しょう症が気になる
  • 骨粗しょう症の検査を受けた経験がある
  • 骨粗しょう症と診断されたがいまいち理解できていない
  • 腰が丸まっていると感じる
  • 身長が縮んたかもしれないと感じる
  • 藤沢、茅ヶ崎、鎌倉、辻堂などで骨粗しょう症の治療をしたい

などの方にご覧頂きたいと思っております!

藤沢の近隣病院から紹介実績も多数あるイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックが【骨粗しょう症】について解説します!

▶︎イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの骨粗鬆症専門外来

前回のおさらいを簡単にしますと

骨粗しょう症の概要

骨がもろくなる病気

 

骨粗しょう症にかかりやすい方

早期閉経+痩せている+運動不足+遺伝+持病のある方

 

骨粗しょう症の検査・治療の必要がある理由

自覚症状がなく、骨折すると後遺症がある

などをご紹介させて頂きました!

▶骨粗しょう症にかかりやすい人の特徴や早期発見のメリットについて

骨密度検査は部位によって正確さが違う

え?止められるの?骨の老化 骨粗しょう症の検査・治療

足の超音波による骨密度検査は誤差が大きく確定診断には不向きです。

骨粗しょう症のガイドラインでは、腰の骨や股関節の手術で金属が入っていて検査できない場合に限り、手首の検査で代用可能とされています。

ガイドラインに沿った正しい診断には腰と股関節の骨密度検査が必要になります。

骨粗しょう症の診断は骨密度検査だけではわからない

骨の強度=骨密度(骨量)7割+骨質3割となっています。

骨密度が問題なくても100点満点中70点です。

残りの30点は評価は骨密度検査だけでは評価できません。

骨密度が正常でも、背骨のいつの間にか骨折が見つかる場合も少なくありません。

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骨質の検査を補うために

当院では、背骨のレントゲンでいつの間にか骨折の有無骨代謝マーカービタミンDビタミンKの異常を測ることで残りの30点分を補っています。

骨密度結果、骨折経験から骨粗しょう症の診断

骨密度結果の腰椎と大腿骨の「若い人と比較した値」のYAM値(%)を確認しております。

骨粗しょう症のガイドラインに沿って腰椎と大腿骨のうち低い方の値で評価します。

①骨折したことがない方

YAM値が70%以下で骨粗しょう症

②成人以降で骨折歴(肩、肘、手首、膝、足首、肋骨など)のある方

YAM値が80%以下で骨粗しょう症

③背骨(胸椎、腰椎)の圧迫骨折や足の付け根(大腿骨)の骨折の経験またはレントゲン結果で背骨のいつの間にか骨折があった方

骨密度の数値が正常でも骨粗しょう症の診断になります。

 

今回の記事では

骨粗しょう症の診断に適した検査部位

腰と股関節の骨密度検査が適している

 

骨粗しょう症の診断

骨密度(骨量)7割と骨質3割で評価する

 

当院での骨質の検査を補う手段

背骨のレントゲン 骨代謝マーカーやビタミンD、ビタミンK測定

 

骨密度検査結果の確認する数値

「若い人と比較した値」のYAM値(%)

 

など詳しくご紹介させて頂きました!

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック スタッフ一同

▶︎イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの骨粗鬆症専門外来

下記の動画は骨粗鬆症の診療でイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックがテレビによる取材を受けた時のものです。

映像やナレーション、テロップ等を使ったわかりやすい解説となっておりますので、こちらもぜひご覧ください。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ

 

この記事の監修医師


藤沢駅前 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック  院長 渡邉 順哉

■詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

経歴

●東邦大学 医学部 卒業
●横浜市立大学附属市民総合医療センター 整形外科
●イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長