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再生医療を体験

いつもご覧いただきありがとうございます。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長の渡邉順哉です。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでも再生医療が可能になりました。

次世代P R PのAPSと最新鋭のP R PのGPSⅢが厚生省から許可施設として認可をもらい使用可能となりました。

PFC-FDを再生医療として始める整形外科が増えてきていますが、PFC-FDは厚生省の認可は必要なく再生医療ではありません。

そんな、再生医療の2種類を身をもって体験してみました。

①APS療法

APSですが、私の左膝、左足首、右手首がここ1年ほど痛みがあり、階段の登りや、趣味の空手で支障が出ていました。

採血室で看護師に採血してもらいました。

55ml(GPSⅢは26ml)の採血は普段の血液検査よりやや量が多いですが、数分で問題なく終わります。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの看護師は年間2000回以上の採血を行っています。

ほとんど痛くなく、採血されるのが苦手な院長もストレスフリーで採血は完了しました。

採血を受けたあとは、20~30分程待機します。

採血した血液を看護師が滅菌済みの使い捨て専用の容器に移し遠心分離機に入れ遠心分離を15分行います。

遠心分離後の上澄みを捨てると、GPSⅢが取り出すことができます。

GPSⅢだとこのまま注射となりますが、APSの場合はGPSⅢを専用のキットに移し替え、撹拌してからもう一度遠心分離を2分間行います。

2度目の遠心分離を行うと、APSが完成します。

今回は、GPSⅢとAPSの両方を受けてみました。

まずは、膝にAPSを注射。

本来は膝の外側から刺しますが、私は右利きで自分で自分の膝に打つためには内側でないと打ちにくかったので内側から刺しています。

また、TFCC損傷を起こしている右手首の関節と原因不明の関節炎で1年くらい困っている左足首にはGPSⅢを注射してみました。

日頃からハイドロリリースで鍛えていたため、エコーガイド下でピンポイントで確実な関節内への注射ができました。

以前にハイドロリリースは何度も自分で自分に注射していたため、慣れては来ましたが、関節注射はハイドロリリースよりは痛いですね。

自分でやるものではないなと思います。

さて、3カ所いずれとも注射直後はあまり痛くありませんが、30分以降と徐々に痛みが出てきて曲げて歩くには痛み止めを飲みたいくらいの痛みはありました。

そのような痛みも2,3日するとほとんど痛みがなくなってきました。

だいたい、1カ月して痛みが改善傾向にない場合は、多くがそのまま半年以降まで待っても良くならなく、

1カ月で効くか効かないかを判断して、2回目をやってみるか、他の治療にするか判定する方が良いと言われています。

P R Pの全体的な概ね有効率は60%程度ですので、私自身も絶対効く治療と思って受けてはいません。

ただ、関節内の環境を良くして、これ以上炎症による関節破壊の進行がストップすると思えば、ちょっと高い治療ですが受ける意味はあるかと思います。

P R P治療を行っている整形外科医でも自分で自分に3度も打っている整形外科医も珍しいのではないでしょうか。

それくらい、私はこの再生医療に期待をしています。

気になる方は是非ご相談下さい。

一緒に再生医療を受ける方を募集しています。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長 渡邉順哉

 

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ

 

肩が上がらない方必見!

いつもご覧いただきありがとうございます。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長の渡邉順哉です。

最近、徐々に肩が痛くて上がらなくなったりしていないでしょうか?

特に怪我したわけでもないのに、痛みで肩が上がらない最も多い原因は五十肩(肩関節周囲炎)です。

それ以外にも、石灰による激痛を起こす石灰沈着性腱板炎や腱板損傷も、痛みで肩が上がらなくなりますが、イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは印象的には9割くらいが五十肩です。

特にきっかけなく、痛みで肩が上がらなくなります。

だいたい水平くらいまでは上がることが多く、そこから上が痛みで上がらないことが多いです。

 

それに対して、石灰沈着性腱板炎はある日突然の痛くなり、激痛でほとんど挙げられない、横になるのも辛くて寝つけないくらい痛いのが特徴です。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは圧倒的に中年女性に多く、レントゲンや超音波検査でほぼ診断でき、エコーで見ながらステロイド注射をピンポイントで行うのをお勧めします。

 

腱板損傷では上げるときは反対の手を添えれば挙がるが、離すと落ちちゃう、腕を降ろす際が痛いのが特徴です。
長くなると五十肩のように肩が固くなって併発したような状態になっていることも多いです。
五十肩よりも年齢層はやや上かと思います。
腱板損傷はいつの間にかなっていることも多く、高齢者では年齢によっては半数くらいの方が知らないうちに多少なりとも腱板が切れていると言われています。
痛みがでない場合もありますが、夜間の痛みでなかなか眠れない場合もあります。広い範囲で腱板が切れた際は肩が全くあがらなくなる場合もあります。
レントゲンでは腱は映らないため、超音波検査やMRI検査が必須になります。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは切れた腱板の部分にエコーで見ながらピンポイントで打つヒアルロン酸注射や痛み止めの内服や湿布、理学療法士のリハビリテーションを行います。
稀に痛みや挙がらないのがなかなか改善されない場合は手術で切れた腱を治す手術を勧める場合があります。

 

さて、最も多い五十肩はというと、石灰沈着性腱板炎と比べると多少は自力で挙がります。腱板損傷のように手を添えたら反対の肩と同じところまで挙がるということは基本的にはなく、手を添えても痛みで途中で挙げられなくなります。
多くの場合、背中に手を回したり、反対の肩に手を伸ばしたり、シートベルトに手を伸ばす動作も痛みでできなくなります。
肩の動きで痛みが出るため、寝返りや肩を挙げたときに痛くて困ると来院されるケースが多いです。
50代前後の男女ともに多いですがやや女性に多い印象で、比較的少ないですが20~80代と幅広く発症することがあります。統計を取ったわけではないですが運動不足な方や体が固い方が多い印象があります。
レントゲンや超音波検査やMRI検査など画像検査では基本的には異常は認めません。
このような症状で、画像検査で異常がなければ五十肩である可能性が高いです。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは、以前は痛み止めの内服、湿布、物理療法(低周波、超音波、マイクロ波、ホットパックなど)で頻繁に通院して頂き治療していましたが、なかなか良くなるのに時間が掛かってしまうのが現状でした。
そこで、少ない頻度の通院でも短期間で治療を終了できるように、理学療法士の運動器リハビリテーションとエコーを見ながらのハイドロリリースを積極的に五十肩に行っており、患者様に好評頂いております。
五十肩では肩甲骨や肩関節周囲の筋肉の動きが悪くなり、その結果として痛みが長引いているケースが多いです。
特に、僧帽筋と肩甲挙筋、僧帽筋と前鋸筋、僧帽筋と棘上筋、三角筋と小円筋、三角筋と肩甲下筋、大胸筋と小胸筋、この辺りに押して痛みがある場合が多く、これらの筋肉同士は筋線維の向きが違うのに筋肉間のファシアの動きが悪くなることで、痛みが出ている場合があります。
ハイドロリリースで物理的にその筋肉同士の間を水で剥がしてあげます。
効果の程は注射直後に確認できますが、水も1週間すると注射部位から消えてしまいまた動きが悪くなる場合もありますので、ハイドロリリースの効果期間を最大限に発揮するために理学療法士のリハビリを受けて頂いております
もちろん、注射の針が苦手という方にはハイドロリリース以外にも体外衝撃波や低周波といった代替療法もございますので、患者様ごとのニーズにお応えしております。

もし肩の痛みなどでお困りでしたら、イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックで院長の私にご相談頂ければ、患者様のご要望に沿った治療をご提案させて頂きます。

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ

いよいよAPS療法スタート間近

いつもご覧いただきありがとうございます。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉です。

 

いよいよ待ちに待った再生医療がイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでも受けられるようになります。

最新鋭のP R PのGPSⅢと次世代P R PのAPS療法。

自分の血液細胞を患部に戻し炎症と痛みを取り除く本物の再生医療です。

費用はGPSⅢが15万円(税抜)とAPS療法が30万円(税抜)の2択です。

実は、さらにこれら上に脂肪幹細胞注射という自費の再生医療があります。

脂肪幹細胞注射はどの医療機関でやっても150万円くらいになります。

しかし、脂肪幹細胞注射の効果はAPS療法より優れているという報告はないため、APS療法で現状は十分かと思います。

最近、徐々に増えてきているP R Pと良く混同されるPFC-FD療法についても触れていますので、もし気になる方はイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの再生医療のページをご覧下さい。

自費の高額な治療なので、誰でも受けられる治療ではありませんが、最終手段の手術で切った関節は元には戻せません。

最終手段に踏み出す一歩手前だったり、膝の炎症が強く今後の軟骨の擦り減りの進行が心配な方は、一度自費治療を試して頂くのも良いかと思います。

↓気になる方はこちらをクリック↓

APS療法

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