肩が上がらない方必見!
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長の渡邉順哉です。
最近、徐々に肩が痛くて上がらなくなったりしていないでしょうか?
特に怪我したわけでもないのに、痛みで肩が上がらない最も多い原因は五十肩(肩関節周囲炎)です。
それ以外にも、石灰による激痛を起こす石灰沈着性腱板炎や腱板損傷も、痛みで肩が上がらなくなります。
しかし、イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは印象的には9割くらいが五十肩です。
特にきっかけなく、痛みで肩が上がらなくなります。
だいたい水平くらいまでは上がることが多く、そこから上が痛みで上がらないことが多いです。
それに対して、石灰沈着性腱板炎はある日突然の痛くなり、激痛でほとんど挙げられない、横になるのも辛くて寝つけないくらい痛いのが特徴です。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは圧倒的に中年女性に多く、レントゲンや超音波検査でほぼ診断できます。
また、エコーで見ながらステロイド注射をピンポイントで行うのをお勧めします。
腱板損傷では上げるときは反対の手を添えれば挙がるが、離すと落ちちゃう、腕を降ろす際が痛いのが特徴です。
長くなると五十肩のように肩が固くなって併発したような状態になっていることも多いです。
五十肩よりも年齢層はやや上かと思います。
腱板損傷はいつの間にかなっていることも多く、高齢者では年齢によっては半数くらいの方が知らないうちに多少なりとも腱板が切れていると言われています。
痛みがでない場合もありますが、夜間の痛みでなかなか眠れない場合もあります。
広い範囲で腱板が切れた際は肩が全くあがらなくなる場合もあります。
レントゲンでは腱は映らないため、超音波検査やMRI検査が必須になります。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは切れた腱板の部分にエコーで見ながらピンポイントで打つヒアルロン酸注射や痛み止めの内服や湿布、理学療法士のリハビリテーションを行います。
稀に痛みや挙がらないのがなかなか改善されない場合は手術で切れた腱を治す手術を勧める場合があります。
さて、最も多い五十肩はというと、石灰沈着性腱板炎と比べると多少は自力で挙がります。
腱板損傷のように手を添えたら反対の肩と同じところまで挙がるということは基本的にはなく、手を添えても痛みで途中で挙げられなくなります。
多くの場合、背中に手を回したり、反対の肩に手を伸ばしたり、シートベルトに手を伸ばす動作も痛みでできなくなります。
肩の動きで痛みが出るため、寝返りや肩を挙げたときに痛くて困ると来院されるケースが多いです。
50代前後の男女ともに多いですがやや女性に多い印象で、比較的少ないですが20~80代と幅広く発症することがあります。
統計を取ったわけではないですが運動不足な方や体が固い方が多い印象があります。
レントゲンや超音波検査やMRI検査など画像検査では基本的には異常は認めません。
このような症状で、画像検査で異常がなければ五十肩である可能性が高いです。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは、以前は以下などで頻繁に通院して頂き治療していました。
- 痛み止めの内服
- 湿布
- 物理療法(低周波、超音波、マイクロ波、ホットパックなど)
これらの方法では良くなるのに時間が掛かってしまうのが現状でした。
そこで、少ない頻度の通院でも短期間で治療を終了できるように、理学療法士の運動器リハビリテーションとエコーを見ながらのハイドロリリースを積極的に五十肩に行っており、患者様に好評頂いております。
五十肩では肩甲骨や肩関節周囲の筋肉の動きが悪くなり、その結果として痛みが長引いているケースが多いです。
特に、以下の辺りに押して痛みがある場合が多く、これらの筋肉同士は筋線維の向きが違うのに筋肉間のファシアの動きが悪くなることで、痛みが出ている場合があります。
- 僧帽筋と肩甲挙筋
- 僧帽筋と前鋸筋
- 僧帽筋と棘上筋
- 三角筋と小円筋
- 三角筋と肩甲下筋
- 大胸筋と小胸筋、
ハイドロリリースで物理的にその筋肉同士の間を水で剥がしてあげます。
効果の程は注射直後に確認できますが、水も1週間すると注射部位から消えてしまいまた動きが悪くなる場合もあります。
そのため、ハイドロリリースの効果期間を最大限に発揮するために理学療法士のリハビリを受けて頂いております。
もちろん、注射の針が苦手という方にはハイドロリリース以外にも体外衝撃波や低周波といった代替療法もございますので、患者様ごとのニーズにお応えしております。
もし肩の痛みなどでお困りでしたら、イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックで院長の私にご相談頂ければ、患者様のご要望に沿った治療をご提案させて頂きます。
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ
<整形外科専門医が伝授>整形外科の選び方 病院編
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長の渡邉順哉です。
さて、病院の整形外科の選び方について整形外科専門医の視点で解説します。
まず、クリニックなどの開業医と病院との違いは何でしょうか?
3つ挙げてみました。
①入院施設の有無
クリニックによっては有床診療所といって19床以内であれば入院施設をもっているクリニックもありはしますが99%以上が無床の入院施設がないのがクリニックというイメージで良いかと思います。
決定的な違いはここだと思います。
入院が必要な検査や治療はどうしても病院でないとできない。
こればかりは病院を選ばなければならない最大の理由です。
例えば整形外科でいえば、全身麻酔が必要となるような手術は入院がほぼ必須になります。
逆に、日帰りでもできるような局所麻酔でできる小さい手術に関してはクリニックで行っているところもあります。
② 専門的、先進的な検査や治療の差
これはひと昔まではかなり差がありましたが、今ではクリニックもその医師の専門性に特化して診療を行っているケースもあるので、一概に病院の方が診断・治療が優れているとは言えなくなってきました。
確かに、病院によっては大きな資本を活かして、通常クリニックでは導入しにくいような検査・治療法を導入する場合はあります。
③ 結局は担当医によって大幅な差が出てしまう
これはクリニックでも、病院でもそうですが、診てもらった医師の診断・治療能力にかなり左右される点です。
病院では、大きい病院ほど整形外科になりたての医師が担当医になる場合も少なくありません。
私もそうでしたが、整形外科1年目は研修医に毛が生えたようなもので、整形外科専門医をすでに取得している整形外科医と比べると診断能力や治療技術・知識ともかなり劣ります。
大病院に通院する宿命ですが、患者様によっては大病院だから正しく診断して正しい治療を受けられると勘違いされている方が未だにいらっしゃるようです。
では、クリニックの医師は大ベテランだから大丈夫か?
これも一概には言えません。
開業前に病院に所属していた時はカンファレンスがありますから、おのずと整形外科の最新の知識のアップデートされます。
しかし、開業医になると整形外科医は1名になりますから、自分で切磋琢磨して最新の治療法などの知識のアップデートを自ら進んで行っていないこともあります。
そうなると、世間ではどんどん新しい治療法がとっくに始まっているのに、その整形外科医は30年前に病院に所属していた時代の治療法をいつまでもずっと続けている場合があります。
今は、インターネットが普及していますのでたいていの場合は、ホームページを見て、あまり新しい治療について書かれていなければ、そういう感じの可能性があります。
なので、クリニックの整形外科が良い、病院の整形外科が良いというわけではなく、
私はそれぞれ病気に合わせて選んでいくことが必要かと思います。
正直、手術を受けたくない人は整形外科の受診はクリニックを選んだ方が良いと思います。
何故か?
私達、整形外科医は「外科医」です。
何故、病院にいる整形外科医は当直もないし、給与も良い開業医にならないのでしょうか。
そう、病院にいる整形外科医の多くは、手術を続けメスを置きたくないからです。
開業しながら病院にたまに行って手術する整形外科医もいますが、かなり稀で、通常開業したらメスは置く覚悟が要ります。
私もメスを置くときはかなり悩みました。
整形外科医から整形内科医になるようなものですから。
脱線しましたが、手術をしてなんぼの病院の整形外科医は手術以外には正直興味がない先生が圧倒的です。
私も整形外科医なりたての頃はそうでした。
手術が必要ない患者さんは何とか短時間で外来を終わらせて、手術に費やせる時間を確保する。
実際そうしないと手術の時間に間に合わないので、手術室の看護師からは催促の電話が来ますし、昼休みも一切取れなくなります。
忙しい病院の整形外科の外来では、手術にならない骨粗鬆症や圧迫骨折、腰痛や関節痛、交通事故・労災などは本当に時間が掛けられないのが現状だったりします。
高齢者が圧迫骨折したら100%骨粗鬆症なんですが、クリニックでは骨粗鬆症治療を行わない整形外科医はまずいないと思いますが、病院の整形外科医は余裕がなく放置され再度骨折というケースは珍しくありません。
逆にクリニックは手術できない分、そういった方を丁寧に治療して満足してもらうことに、整形外科医としてのモチベーションとなっていたりします。
従って、手術を前提に考えていない方は、まずは整形外科のクリニックへの受診をお勧めします。
後は、まだクリニックで相談していない方は一度クリニックで相談してからの方が良いケースもあります。
これは、病院の整形外科医は手術がしたい外科医ですから、手術しなくてもいけそうな病気も手術を勧めるケースが意外と多いからです。
病院としても、手術は利益が大きいので経営面でも手術件数を増やすように整形外科医に指導しているケースが多いです。
クリニックでは、手術を受けて頂いてもクリニック側にはメリットもデメリットもそれほどないため、純粋に手術する・しないのメリット・デメリットをお話しできます。
ただ、骨折などものによっては、手術するタイミングを逸してしまったことでの後遺症が残ってしまう場合があるので、ここもクリニック選びはとても大事だと思います。
特に開業してメスを置いてから期間が長い整形外科医は手術適応の判断基準も昔のままだったりで、昨今の手術適応の程度を知らない場合もあります。
骨折以外で手術が手遅れになるケースは少ないですが、手術から遠ざかって長い整形外科医に相談するのは要注意かもしれません。
あと、私が注意して頂きたい整形外科手術は背骨の手術です。
安易に相談した結果、手術になって、満足な結果が得られないケースが後を絶たないです。
腰の整形外科手術を受けられる方は意外と少なくないと思います。
例えば、腰部脊柱管狭窄症の手術。
私は、高度な狭窄でも筋力低下が出たり、多剤の痛み止めで十分痛みが取れず日常生活に支障が出ているケース以外は手術はあまり勧めていません。
ほとんどが、多剤の痛み止め、リハビリ、安静などで数ヶ月すると痛みが引いてくるケースがほとんどだからです。
私の方法で、手術が本当に必要になった方は数年に1例程度です。
しかし、腰の手術をたくさんやっている病院に受診した結果、手術を勧められ金属のボルトで腰椎を固定して、足の痛みは良くなったけども、腰痛や痺れは変わらない、でも執刀した整形外科医からは「腰は手術して治ったから大丈夫」と通院を終了させられたと来られる方もいます。
腰椎は1つずつ関節があり、その関節が動いて腰は綺麗に曲がります。
そこをボルトで止めるということは、少なくとも固定した関節は動かなくなりますので、動かなくなった分の動作を他の関節が代償する結果、代償した関節が痛んでくるというのは、固定術後の隣接椎間障害として整形外科医の中でも有名な術後合併症です。
腰部脊柱管狭窄症の手術の基本は靱帯や椎間板などで狭くなった脊柱管を広げるのが目的ですので、脊柱管の後ろの骨や靱帯を取り除いて圧を逃がしてあげるのが基本です。
それでもすべり症などで不安定性が残っている場合は、術後の脊柱管狭窄症症状が残ってしまう可能性があるため、ずれてしまう椎間を固定する目的で金属で固定する場合はあります。
これが、公立病院とそうでない病院とで固定されている確率が全然違うと私は昔から感じていました。
脊柱管狭窄症で狭いところを広げるだけの手術は13万円、そこに金属の固定を足すと1カ所目30万円、2カ所目以降1か所につき15万円の診療報酬が請求できます。
私の推測では下記のような感じではないかと思っています。
公立病院では、整形外科医が手術で稼ぐように厳しく指示されるケースはあまりなく、短時間で終わるな広げるだけの手術で終わらせる。
公立以外の病院では、経営的な面で、手術による診療報酬のアップを整形外科医師に要求するケースも考えられます。
全ての整形外科医とは言えませんが、より整形外科医は広げるだけの手術でも十分なところに金属による固定術を加えることで、必要以上の治療を行って利益を得ている可能性は否定できません。
病院によっては、診療報酬の高い手術を1件行うごとに、執刀した整形外科医の給与がアップする病院もあります。
私は膝の人工関節置換術をやってきた整形外科医だったため、脊椎外科の事情はあまり詳しくないですが、人工関節置換術と比べると、腰椎が金属で固定されたレントゲンを見て本当に手術必要だったのかなと思ってしまう患者様を時々お見受けします。
そんな時に、手術より前に出会えていれば、手術しないでも治せたかもしれないのになぁ、と心の中では思っているのです。
もちろん、すでに手術を受けてしまった患者様にこんな話をするのは何の解決にもならないし、患者様は不安と後悔に苛まれるだけなので心の中に留めておいています。
私は、手術否定派の整形外科医ではありませんが、手術より前に出来る治療を最大限して、それでも手術の方がメリットが大きければ、整形外科手術は勧めています。
もちろん、手術の方がメリットを最初から感じている方に無理強いはしませんが、患者様はほとんどは手術はできるだけ避けたいと思うのが当然だと思います。
私も全身麻酔で整形外科手術を受けるときも手術以外の方法で頑張ってもうまくいかなくて仕方なく受けました。
結果としては、受けて良かったと思いましたが、手術前に手術以外の治療法をしっかり受けていたので、例え術後の結果が思わしくなくても、手術以外の治療はやり切ってからの手術なので後悔はしなかったと思います。
私は手術を肯定するでも否定するでもなく、最終手段として取っておいて、その前に解決できる可能性のある治療法があれば積極的に推奨していきたいと思います。
長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長渡邉順哉
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ
新型コロナワクチンの最新情報
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長の渡邉順哉です。
ついに新型コロナウイルスワクチンが日本国内でも接種が開始されました。
このワクチンについて、保険医協会新聞に特集されていましたので紹介いたします。
今回のコロナワクチンはファイザー社製の物になります
まずは特徴が3つあります。
① 有効性が高い
② 副作用の心配
③ 打つタイミング、回数
一つずつ解説します。
① 有効性が高い
こちらはアメリカで4.3万人を対象に、2回の接種で発症が95.8%予防できたという報告がされており、この結果が正しければかなり驚異的な効果のあるワクチンということになります。
感染したとしてもたった4.2%の方しか発症しないということになります。
新型コロナウイルスの変異株がマスコミに良く報道されていますが、変異株も多少は有効で一部が変異したからすぐに効かなくなる訳ではないのではないかと専門家も予想しているようです。
ちなみに今回の製法だと、かなり短期間で変異した部分に対して修正したワクチンを開発することが可能で、インフルエンザワクチンのように短期間で作り直すことが可能なようです。
しかも、インフルエンザワクチンの有効率30~60%と比べるとかなり高い効果があることが分かります。
②副作用の心配
こちらが、世界的に接種を拒否している方の一番の理由だと思います。
今回のワクチンですが、実は世界初の製法で作られたワクチンになります。
mRNAワクチンというワクチンの作り方ですが、新型コロナウイルスには表面にスパイクという角が多数あります。
今回のコロナワクチンはこのスパイクのタンパク質遺伝子情報であるRNA(ざっくり例えるとDNAを半分にしたようなもの)になります。
このRNAを体内に注入すると、免疫反応が起きて、コロナウイルスのスパイク部分に対する抗体が体内で作られます。
この製法は他のウイルス感染症である、エボラ出血熱やジカ熱などに対して研究を10年以上続けられてきたようですが、新型コロナウイルスワクチンが初めてこの製法で人間に使われることになりました。
従って、短期の安全性については諸外国の報告から予想はできますが、長期的な安全性は一切分からないのが現状になります。
さて短期の安全性についてです。
頻度の高い副作用についてですが
接種部位の痛み(>80%)
疲労(>60%)
頭痛(>50%)
筋肉痛(>30%)
悪寒(>30%)
関節痛(>20%)
下痢、発熱、接種部位の腫脹(>10%)
となっています。
重症な副作用としては下記の2つになります。
・アナフィラキシーショック
・ギランバレー症候群
• アナフィラキシー
アレルギーの一種で、蕁麻疹、唇・手足の痺れ、まぶたの腫れ、息苦しさなどの症状で、死亡する危険性のあるアレルギーです。 重度の場合はアドレナリン・抗ヒスタミン薬・ステロイドなどの投与を行います。
通常ワクチンに伴うアナフィラキシーショックは100万人に1人程度ですが、コロナワクチンに関しては頻度は10万人に1人くらいと10倍程度高くなっています。交通事故に合う頻度よりやや珍しいくらいのようです。
ちなみに、藤沢市の人口が約44万人のため、例えばそのうち半数の22万人がワクチンを接種したとして、22人がアナフィラキシーショックになる可能があるということです。
アナフィラキシーショックは免疫機能の過剰反応によって起こります。
インフルエンザワクチンのアナフィラキシーショックの多くは免疫機能のしっかりしている若年層で起きており、免疫機能が低下してきている高齢者ではほとんどいないのが現状です。
おそらくこれは新型コロナワクチンにも同じことが言えると思います。
今まで藤沢市で約2000例の感染があったことを考えると、藤沢でコロナワクチンでアナフィラキシーショックを起こすより、打たなくてコロナに感染する可能性の方が100倍くらい高い計算になります。
何らかの後遺症が残るのが発症者の半数と言われていますので、95%の有効率であれば打った方が良いと考えられます。
ちなみにアナフィラキシーショックはワクチン接種後30分以内に起こるので、接種後は30分間は待機して、もしアナフィラキシーショックが起きたら事前に医療機関が用意していたアドレナリンの皮下注射を打てば助かります。
そのため、医療機関には接種後30分間の院内での経過観察を行うように指導があります。
• ギランバレー症候群
こちらもアナフィラキシーショックよりは珍しいですが、過去の他のウイルスに対するワクチンの副作用で起きた病気になりますが、今回は今のところ報告はなさそうなのであまり神経質にならなくても良いかと思います。
③接種のタイミング
日本では医療従事者が3月頃からの先行接種対象となっており、その後に4月頃から高齢者、基礎疾患のある方の順に接種が行われていくようです。
現状は藤沢市医師会と神奈川県が動いているようですが、どうも不備があったりなどで大幅に遅れそうな予感がします。
1回目の接種を行ったら、3週間あけて2回目を打つことになります。
ちなみにワクチン接種を受ける事が出来ない方も下記のようにいます。
受けることができない人
・明らかに発熱(37.5度以上)している人
・重い急性疾患にかかっている人
・本ワクチンの成分に対しアナフィラキシーなどの過敏症の既往歴のある人
ちなみに、整形外科では骨粗鬆症の注射をしたり、内服薬を処方していますが、
ほぼ!ほとんど!まず、整形外科のお薬を使っていてコロナワクチンに影響を及ぼす薬はほとんどないと言っていいと思います。
何故かというと、ワクチンは免疫系に作用させる物質。
整形外科の内服や注射は、痛みをコントロール薬や骨を強くする薬がほとんどで、免疫系に作用する薬はほとんどありませんので、整形外科で治療中の方も安心して打ってもらっていいと思います。
また、内科でたくさん薬を飲んでいるから、ワクチンの副作用が心配とおっしゃる方も少なくありません。
でも、よく考えてみてください。
内科でたくさん薬が必要ということは、コロナで重症化しやすい内科疾患を多く抱えている可能性が高いですね?
ということは、内科でたくさん病気を抱えている方ほど早くワクチンを打って、コロナに罹りにくい体にしてしまった方が良いと思います。
また、ワクチンは基礎疾患がないような若い人ほど副作用が多く基礎疾患が多くなってくる高齢者ほど副作用は出にくくなっています。
これは、免疫力による違いと考えられています。
ワクチンでみられる副作用のほとんどは免疫の過剰反応によるものです。
若い人ほど免疫力が強くワクチンというウイルスの異物に免疫力が強く反応し、過剰に反応するあまり熱が出たり、痛みが出たり、腫れたり、最悪アナフィラキシーショックになるのです。
高齢になればなるほど、免疫力はおちていきますので、徐々にワクチンに反応しにくくなりますので、副作用よりはほんとうにコロナに対して免疫力が付いたかどうかを心配した方がよいかと私は思います。
若い人はほぼ100%免疫力はつきますが、高齢者の1割程度は免疫力が付かなかったという報告もありますので、高齢者ほどワクチンを打っても副作用より、しっかり抗体が付いたか、感染しないかに注意した方が良いと思います。
その後、ワクチン接種はどうなるかという点に関してはまだはっきりしていないですが、
他の新型ではないコロナウイルスは感染後6~10カ月後には再感染が起きるので、自然についた免疫機能は1年ももたないことになります。
従って、今後ワクチン接種後の人がいつどの程度、ワクチンの有効性が失われるのかによって見解が変わるかと思いますが、恐らくはインフルエンザワクチンのように1年などに1回接種する必要が出てくる可能性が高いようです。
当院スタッフほぼ全員がすでにワクチン接種を受けておりますので、ご安心して通院頂ければと存じます。
今後も、コロナについて最新情報が入りましたらお伝え致します。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
見て頂いたあなたも私と一緒にビタミンDと運動でコロナ禍を乗り切りましょう!
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長渡邉順哉
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ
いよいよAPS療法スタート間近
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉です。
いよいよ待ちに待った再生医療がイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでも受けられるようになります。
最新鋭のPRPのGPSⅢと次世代PRPのAPS療法。
自分の血液細胞を患部に戻し炎症と痛みを取り除く本物の再生医療です。
費用はGPSⅢが15万円(税抜)とAPS療法が30万円(税抜)の2択です。
実は、さらにこれら上に脂肪幹細胞注射という自費の再生医療があります。
脂肪幹細胞注射はどの医療機関でやっても150万円くらいになります。
しかし、脂肪幹細胞注射の効果はAPS療法より優れているという報告はないため、APS療法で現状は十分かと思います。
最近、徐々に増えてきているPRPと良く混同されるPFC-FD療法についても触れていますので、もし気になる方はイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの再生医療のページをご覧下さい。
自費の高額な治療なので、誰でも受けられる治療ではありませんが、最終手段の手術で切った関節は元には戻せません。
最終手段に踏み出す一歩手前だったり、膝の炎症が強く今後の軟骨の擦り減りの進行が心配な方は、一度自費治療を試して頂くのも良いかと思います。
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ロキソプロフェンが効かない?痛み止めで腰痛や首の痛みが取れない原因
いつもご覧いただきありがとうございます。
神奈川県にあるイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長の渡邉順哉です。
整形外科で処方する痛み止めには、神経痛に特化した薬があります。
なんだか腕や足が全体的に痛くなって、薬局で買ったりや整形外科で処方されたロキソプロフェンを飲んでも効いているのか効いていないのか良く分からなかった経験はありませんか?
これは神経痛の場合があります。
日常的に整形外科の診療を行っていると意外とこのような経験をされる方が多いです。
神経痛で多い疾患や病気
神経痛で多いのが腕や手の場合以下などがあります。
足の場合、以下などが特に多いでしょう。
ビリビリ、ズキズキするような痛みだったり、痺れを伴ったり、ある一定の動きをした時に痛みが出たり、痛いところを押しても痛みがなかったりします。
これらは神経痛であることが多いです。
神経痛は炎症を伴っている場合は整形外科で良く処方される非ステロイド系抗炎症薬であるロキソプロフェンなどは効くこともあります。
ただ神経痛の場合は、他の捻挫や関節痛と違って、ロキソプロフェンの効きが悪いことも少なくありません。
そのような場合は神経痛に特化した薬を整形外科で処方する必要があります。
具体的には、以下などがあります。
- プレガバリン(リリ〇®)
- ミロガバリン(タリ〇ジェ®)
- デュロキセチン(サイ〇バルタ®)
- ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液(ノイ〇トロピン®)
※商品名はホームページ内に明記できないため、詳しくは検索してみてください。
ロキソプロフェンなどの痛み止めは炎症を起こしている部分に効きますが、神経痛は炎症を伴っていないことの方が多いので、神経痛に特化した薬が効くことが多いです。
整形外科での神経痛の治療薬処方について
しかし、整形外科に受診しても、必ずしも神経痛の治療薬を処方してもらえるとは限りません。
その理由は2つあります。
①そもそも整形外科医が神経痛という診断をしていない
これはそもそも診断が間違っているので論外ですが、神経痛だからといって典型的な症状が出るとも限らないので判断が難しいと感じることも多いです。
②神経痛の薬は聞いたことがあるが、使ったことがないから使わない
これも整形外科医の自己研鑽不足と言えるでしょう。
神経痛の薬は比較的新しい薬が多いですが、プレガバリンに関しては発売から10年以上経ち後発品も販売されています。
治療法を年々進化する治療法を自ら学びアップデートしてそれを患者様に提供するのが我々医師の使命です。
使ったことがないから使わないのは整形外科医としてというよりは医師として病気を治すという使命を全うしていないと思います。
たまに患者様から、デュロキセチンやプレガバリン、ミロガバリンを他ですでに処方されて飲んでいると話されるケースがあります。
薬手帳を拝見すると製薬会社が推奨する使用用量の3分の1だったり、半分程度の量しか出されていないことも少なくありません。
「もう少し量を増やせば効くかもしれないですね」とお話しすることも少なくありません。
新しい薬は怖いと思われるかもしれませんが、整形外科が患者様に普通に提供できる時点では、すでに数万人規模の治験が終わり、十分に副作用などの検討が終わった後です。
そのため、予め副作用も予見できるので、その点はあまり心配ないと思っています。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは院長の私が、積極的に神経痛の薬も導入して治療を行っております。
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イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長 渡邉順哉
その腰痛の診断本当に正しいですか?
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの院長渡邉順哉です。
腰痛で整形外科に受診して、レントゲンを撮って整形外科医から
「レントゲンで腰椎と腰椎の間の椎間板というクッションが擦り減っている腰椎椎間板症だから痛い」
「レントゲンで腰椎が滑ってずれている腰椎すべり症だから痛い」
以前通っていた整形外科でそう言われたと、患者様からよく伺います。
こう話される方の多くは両側の脊柱起立筋や仙腸関節のあたりを痛がっていて、そこをぐりぐり押すと痛がられます。
脊柱起立筋にしても仙腸関節にしても腰椎からはやや離れています。
本当に椎間板の擦り減りやすべり症が痛みの原因であれば、脊椎に近い真ん中あたりが痛くなるはずと思います。
本当に、画像の異常が痛みと関係あるのでしょうか?
例えば、腰痛も何もない方のレントゲンを撮ってみると意外と椎間板が擦り減ったり、すべり症があったりします。
要するに、これらレントゲンの異常があったら痛みが必ずしも出るとは限らないのです。
そして、この押して痛みのある脊柱起立筋や仙腸関節にハイドロリリースをすると痛みが改善したりします。
押して痛みがある所に原因があることが多い、これは私はあながち間違っていないと思っています。
よく腰椎椎間板症やすべり症と診断されてきた方の中には意外にも、この筋膜由来の痛みの方が多いのではないかと思っています。
筋膜に痛みが出るというのは、それなりに筋膜に負担が掛かっていると言えます。
普段の姿勢や腹筋などの筋力や、柔軟性などです。
人は知らず知らずのうちに筋力が落ち、筋肉が固くなり、姿勢も悪くなってきがちです。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは、理学療法士によるリハビリを行っていますので、この点を改善してく治療法が受けることができます。
また、痛みに対してはハイドロリリースも可能になっています。
運動器は骨だけでできているのではなく、筋肉や靱帯、関節などレントゲンに映らない組織も多く関係しています。
「レントゲンで骨は問題ないです。痛み止め出しておきますので、温熱治療器で頻繁に暖めに来て、痛みが取れるまで安静にして様子みましょう。」
こんなので済ませているのでは、整形外科医の質が問われると私は思ってしまうのです。
だから私の説明はこうです。
「レントゲンでは椎間板というクッションは多少擦り減ってきていますが、これが痛みの原因ではないと思います。痛みの部位が脊柱起立筋という筋肉の部分にあるので、普段の姿勢や体の柔軟性や腹筋などの体幹の筋力に問題があるかと思います。一度、理学療法士にもチェックしてもらい、姿勢や筋力・柔軟性などの改善を行って、薬や注射も併用して痛みを抑えつつ日常を今まで通り維持しながら治療を行っていくのをお勧めします。そういった治療で治してみませんか?」
いつもそのように提案させてもらっています。
もちろん、通院できる頻度や注射や内服が苦手な方もいますので、出来る限り要望を聞きながら、なるべく短期で治療が完了するように努力しています。
整形外科は「レントゲン撮って、電気当てて、痛み止め出すだけで治らない」
そう言われても平気な整形外科医ではありたくないと思っています。
さて、2/9肉の日 藤沢市発表の藤沢での新型コロナウイルス感染症新規陽性者数は4人でした。
全国でも1200人程度と第2波のピークを下回ってきました。
あとはこれにワクチン接種が加われば、収束という希望の光が見えそうな期待を感じているのは私だけでしょうか?
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ
藤沢でも骨質の画像診断が可能に
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの院長渡邉順哉です。
今回は、「藤沢でも骨質の画像診断が可能に」と題して
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックに導入した、骨粗しょう症検査のシステムのご紹介です。
少しずつですが、骨粗鬆症ガイドラインに準拠して、徐々に全国の整形外科で大腿骨・腰椎の骨密度検査を行うようになってきているように感じます。
実は骨の強度は骨の量と質が約7:3くらいで関わっています。
要するに骨密度検査は問題なくても、まだ100点満中70点ですよ、残り30点はこの検査では分かりませんというのが、今までの骨密度検査でした。
そして、怖いことに、骨の量は正常で、骨の質が悪いがために骨折の連鎖が歯止めが利かなくなり、背中が大きく曲がってしまう方がたまにいます。
その骨質の一部をイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでもビタミンKやビタミンDで測って参りました。
ここ数年、この骨質を図れるTBS(海綿骨構造指標)ソフトウェアというのもが開発されました。
数百万円するソフトにも関わらず保険適応されていないため、一部の骨粗鬆症を専門としているような先生がいる病院に稀に導入されているような代物です。
まだまだ治療の効果判定などに使用するにはまだまだ研究が必要な段階で、費用は一切いただきません。
これから藤沢の骨粗鬆症を撲滅するためにも、最新鋭の検査機をご用意することにしました。
次回の皆様の骨粗鬆症検査の結果をお伝えできるのでお楽しみに。
2/8藤沢市発表の藤沢での新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数は3人。
全員が陽性者との濃厚接触者でした。
全員70代と80代と高齢者で、中等症もいらっしゃいました。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長渡邉順哉
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ
整形外科での再生医療について
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長の渡邉順哉です。
昨今、少しずつ整形外科の分野でも再生医療が受けられるようになってきました。
しかし、整形外科での再生医療は一般的な治療法と比べて効果のばらつきが大きいためか、保険適応になっておりません。
整形外科の健康保険で受けられる手術以外の治療、いわゆる薬やリハビリ、温熱療法やヒアルロン酸注射の治療効果には限界があります。
現在はその次の保険でできる整形外科治療法は手術しかありません。
整形外科での再生医療は、保険でできる手術以外の治療法と手術療法の狭間のニーズに合った自費の治療法になります。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでも、そのような方をたくさん診療を行い、なんとかニーズに応えようと導入を検討してまいりました。
整形外科の再生医療によくiPS細胞を膝に入れて・・・といった整形外科手術は聞きますがまだまだ治験段階の状態です。
しかし、自分の血や脂肪細胞を取って関節に戻すことで、痛みや炎症、しいては関節の摩耗を予防し得る再生医療は日本各地ですでに始まっています。
そして、
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでも最新鋭の再生医療を導入することになりました。
すでに厚生省の厳正な審査の上、認可を頂きました。
正直、再生医療の導入費用・維持費用はとんでもなく高いです。
こんなに導入費用・維持費用を支払って元取れるのかなと思うくらいです。
しかし、赤字になっても良い治療法を妥協せず届けたいという思いからAPSとGPSⅢの導入を決めました。
関節内に打つためには2種、関節外に打つためには3種、それぞれの厚生省の承認が必要で費用も上がりますが、届出ました。
そこで、今回は整形外科で一般的に受けれられる再生医療をヒアルロン酸注射と比較してみました。
実は、最近PFC-FDという、関節専用の再生医療に似せた治療法が一気に整形外科を中心に普及し始めています。
これは、細胞を含んでいないため、再生医療として扱われないため、厚生省に届け出る導入・維持費用が掛からないのに、再生医療並みの売上げになるため、一気に普及し始めています。
要注意なのが、これを「PFC-FD」は再生医療とうたっている医療機関がもの凄く多いですが、厳密に再生医療は提供する医療機関が厚生省の認可を通さないといけない治療法になりますので、こちらは再生医療とはいえません。
要するに、厚生省のお墨付きを貰えていない治療法になります。
日本中に複数クリニックを構える某自費関節治療専門クリニックでは、再生医療の脂肪幹細胞注射と並べて、PFC-FDを売り込んでいます。これでは患者様はほぼ十中八九PFC-FDは再生医療だと思い込んでいると思います。
このPFC-FDは色々調べると、結局は1回より3回注射した方が良い、要するに1回では十分効き目が発揮できませんという事です。
PFC-FDの口コミは探しても、医療機関が効いた人をピックアップして載せているものしか見つかりませんので、どの程度の割合の人に効いているのかがはっきり分かりません。
さて、厳密な再生医療として、厚生省から認可されているAPSやGPSⅢはどうでしょうか。
論文でもそれぞれ最大24カ月、6カ月程度と厚生省が認めた論文が後押ししてくれています。
いずれも、1回の注射で、十分な効果が得られるというデータが揃っている注射になります。
製造も世界的に有名な医療系の会社、ジンマーバイオメット社のため、開発や臨床試験に掛けたコストも桁違いなので間違いなしです。
APSはPFC-FDと比べると高いですが、それは厚生省のお墨付きだったり、世界大手企業の作った十分な臨床データを元に検証された治療法だとえると納得のいく費用ではないかと思います。
さて、残る脂肪幹細胞注射ですが、私も興味があって、培養を請け負っている会社に確認しました。
ところが、2年程度もつ人もいるといったような曖昧な現状で、十分な臨床データを提供して頂けず、
その割に、導入費用も維持費用もAPSと比べてもとんでもなく高かったため、導入は保留としました。
正直、APSより効くのか効かないのか分からないまま、自信を持って患者様に勧められない。
結果としてAPSで効かなかった人もあまり希望せず、大赤字を垂れ流し続けて脂肪幹細胞注射を止めてしまう可能性が高かったため、断念しました。
今後、国内外で十分なデータが揃ってきてからが、始め時かと思っていますので、今じゃないと思いました。APSも全員に効くわけではありませんので、効かなかった人にそれでも手術をしたくない方には一度検討を勧める程度にすることになりそうです。
さて、私も左膝はここ数年、右手首は半年以上痛く、それぞれハイドロリリースや体外衝撃波もやっては良くなったり悪くなったりを繰り返し、空手のパフォーマンスも落ちてきています。
そこで、APSやGPSⅢを導入したら、自分でも是非やってみたいなと思っています。
なかなか、自分で自分に再生医療を行う整形外科医はまだまだ少ないと思うので、効いても・効かなくても感想を上げられたらと思います。
それに、自分で受けてみたいと思えない治療を患者様に提供し続けるのは私のモットーにも反していますので。
さて、2/7藤沢市発表の藤沢での新型コロナウイルス感染症の新規陽性者はなんと3人まで減りました!
藤沢については、本当にもう少しですね!
藤沢市民、藤沢に通勤されている方、全員でなんとかゼロにしていきたいところです!
ビタミンDと運動で収束させちゃいましょう!
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長渡邉順哉
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ
藤沢市内の整形外科 ~小田急江ノ島線編~
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長の渡邉順哉です。
「江ノ島整形外科が3月末で閉院することが決まったから来ました。」
最近、ちらほらそのように話す初診の患者様をお見受けするようになりました。
そこで今回は、藤沢市内の整形外科 ~小田急江ノ島線編~と題しまして、江ノ島線沿線の藤沢市内の整形外科をピックアップしてみました。
本鵠沼駅周辺の整形外科
①上林整形外科
上林整形外科 藤沢市本鵠沼3-12-37-2F
本鵠沼駅から徒歩10分
院長先生は整形外科専門医の上林洋二先生
なんと私の母校、東邦大学の先輩でした。残念ながら面識はございません。
東邦大を卒業されてからは東邦大の整形外科の医局にいらっしゃったようです。
私は卒業後、横浜市大の医局に所属していたので、大学生の頃に病院実習であってたかどうか程度かもしれません。
サッカー部だったようです。
理学療法士のリハビリテーションは行っているようですが、人数は不明です。
物理療法の機械が9種類と多いので、物理療法がメインかもしれません。
骨密度検査は大腿骨・腰椎ではなく、前腕での検査になるようです。
鵠沼海岸駅周辺の整形外科
②みずしな整形外科
みずしな整形外科 藤沢市鵠沼海岸3-5-5
鵠沼海岸駅から徒歩2分
院長先生は整形外科専門医の水品彰彦先生
慶応大卒の先生で、卒業年度からすると77歳でしょうか?当院の理事長がもうすぐ74歳なので、その上をいく大ベテラン整形外科医のようです。
ホームページを拝見した上では、物理療法しかなく、理学療法士はいないようにお見受けします。
③丸田整形外科
丸田整形外科 藤沢市鵠沼桜が岡2-10-26
小田急線鵠沼海岸駅・江ノ島電鉄鵠沼駅から徒歩10分
院長先生は整形外科専門医の丸田喜美子先生です。
島根大卒で、珍しく女性の整形外科医です。
一度、お会いしたことがありますが、とても優しそうな感じの良い先生でした。
ホームページを拝見する範囲では物理療法で、理学療法士のリハビリはないようにお見受けします。
片瀬江ノ島駅周辺の整形外科
④江ノ島整形外科外科
江ノ島整形外科・外科 藤沢市鵠沼海岸一丁目3番16号 プラッシング・ウェーブ江の島4階
片瀬江ノ島駅から徒歩13分
院長先生は済生会平塚病院の名誉院長先生でもある整形外科専門医の武内 典夫先生
江ノ島整形外科は快晴会という医療法人の数ある分院の一つのようです。
今回、詳細は分かりませんが3月末で閉院されるそうです。
転医先に悩んでいらっしゃる方はイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは紹介状なくても(あった方がより良いですが)、丁寧にゼロから診察し、通院回数が少なくてもしっかり治療を行っていけるようサポートさせて頂きます。
是非一度ご相談下さい。
さて、2/6の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数は9名全員軽症でした。
着実に藤沢でも減ってきています。
まだまだ全国的には第2波のピークよりは多いですので、十分に気を緩めず感染対策の徹底は継続してまいります。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックのアクセスマップ
他県の整形外科院長からハイドロリリースのご相談を受けました
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの院長渡邉順哉です。
実は私イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長はモチベーションの高い整形外科の医師数十名が北海道から九州まで各地から東京に集まり、どのように整形外科クリニックをより良くし患者様により良い医療が提供して満足頂けるかを議論し合う研究会に所属しております。
本日は、研究会でご一緒させて頂いてる埼玉県の整形外科院長から下記のようなご相談を受けました。
許可を頂いておりませんので、クリニック名は伏せさせて頂いております。
下記メール内容です。
「渡邉先生
お疲れ様です。
埼玉県の○○整形外科リハビリクリニックです。
研究会で、先生の「肩関節のハイドロリリースが印象良い」との発言を何回か伺っています。
私は、烏口上腕靭帯リリース・小円筋リリース・後方関節包リリースを主に行っておりますが、いまいちパッとしません。
もちろん手技が適切でない可能性は十分ありますが・・・
そこで伺いたいのは、特にどの部位に対するアプローチが印象良いのかです。
さらに何を何cc注入しているかもお教え頂ければ幸いです。
ご多忙のところお手数をおかけしますが是非お教え下さい!
宜しくお願い致します。
○○ ○○
★○○整形外科リハビリクリニック 院長★
埼玉県○○○○○○○○○○○○」
以下は私の返信です
「○○先生
きっと私より下の世代の整形外科医は少しずつ病院で超音波検査に触れる機会も増えてきているので、ハイドロリリースを行える整形外科の開業医は確実に増えてくると思っています。
さて、藤沢市発表の藤沢のコロナ陽性者ですが
2/3はまた22人まで増えてしましました。
今回に限っては80代が6人、ついで10歳未満が多く4人となりました。
80代は施設内感染、10歳未満は家庭内感染でしょうか?
減ったり増えたりを繰り返しながら、第3波は収束していくことを祈ります。
本日もビタミンDを摂取して頑張ります!
今後もよろしくお願いします。
藤沢 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック院長渡邉順哉