BLOGブログ

検査・治療

交通事故後の後悔しない病院選び|整形外科にすべき理由も解説

※本記事は、整形外科専門医・イノルト整形外科 統括院長 渡邉順哉医師の監修のもと執筆しています。

交通事故後の後悔しない病院選び|整形外科にすべき理由も解説

交通事故に遭った直後は、「少し痛みがあるだけだから」と病院の受診を後回しにしたりしてしまいがちです。

しかし、交通事故の怪我は数日経ってから症状が悪化したり、慢性化することも珍しくありません。

また、最初にどこを受診するかによって、その後の治療効果だけでなく、受け取れる補償の内容も大きく変わってしまいます。

この記事では、交通事故後に後悔しないための病院選びのポイントと、なぜ「整形外科」を受診すべきなのか、その理由を分かりやすく解説します。

Contents

交通事故後の後悔しない病院選びのポイント

事故の怪我を根本から治し、正当な補償を受けるためには、以下の5つのポイントをチェックして病院を選ぶことが大切です。

交通事故治療の専門性を確認する

「整形外科」であればどこも同じというわけではありません。

ホームページなどで、むち打ちや骨折といった交通事故特有の怪我への治療を専門的に行っているかなどを確認し、交通事故診療を積極的に行っているクリニックを選ぶことが大切です。

継続して「通いやすい場所・診療時間」か

交通事故の治療は状態によっては半年以上に及ぶこともあります。

自宅や職場から無理なく通えるか、仕事帰りでも受診できたり土日祝日診療があるかなど、通院のしやすさを考慮しましょう。

ただ、本来診断と治療内容が最も重要にも関わらず、通いやすさが重要視されすぎると、治らない治療を行う整形外科に通い続けることになってしまう場合があります。

理学療法士による「リハビリテーション」が受けられるか

後遺症を残さないためには、医師の診断に基づき、国家資格を持つ理学療法士(PT)によるリハビリテーションが受けられる環境かどうかが重要です。

リハビリ無しに、牽引機やマイクロ波のような俗に「電気を当てる」治療は、一時的に痛みを緩和する効果がある程度で、症状の改善には向いてません。

接骨院(整骨院)での治療も、柔道整復師は資格上の問題で医師の診断および連携無く自己判断でマッサージと電気での治療を行うため、落ちた筋力は戻らず後遺症が残りやすいのが実情です。

それに対して、整形外科での理学療法士のリハビリでは医師の診断の上で、交通事故で傷めて固く弱くなってしまった首や腰の筋肉を手などでほぐし、筋力を戻していくことで、病院通いを永遠と続けなくても良い状態まで短期間で治りやすくなります

交通事故で後遺症が残ってしまう、多くの要因は理学療法士の適切なリハビリを受けられず、電気の治療のみ、あるいは整骨院での無診断無連携でのマッサージだけで、いつの間にか治療費が打ち切りになるパターンばかりです。

MRIなどの診断のための検査が充実しているか

骨の異常だけでなく、レントゲンには映らない神経や筋肉の損傷を早期に発見できる整形外科への受診が必要です。

そのためには、最低超音波の検査、MRI(もしくはCT)など、精密な検査を受けることができる整形外科を選びましょう

特にMRIは診断のみならず、最終的に後遺症が残ってしまった場合の保証に特に効果を発揮します。

総合病院はMRIやCTを完備しているところが多いですが、初診日には撮影できず、多くの場合、整形外科医が交通事故診療に対しての知識や理解が乏しいことも珍しくなく、痛み止めの治療薬だけ処方されて終わりになってしまうケースがとても多いです。

MRI設備を持っている整形外科クリニックも稀にありますが、多くの場合、郊外に限定されたり、置いてあるMRIも診断精度の高くない1.5テスラ以下の機器になること、MRI画像診断の専門家である放射線科医の画像診断がないため、見逃す可能性も大いにあります。

また、撮影した画像は貰えない場合が多いです。

MRI設備は持っていないない整形外科クリニック、近隣の検査専門施設と連携していれば、最短初診日でも、3.0テスラの高精度のMRI検査を受け、さらには放射線科の診断も受けることができるため、MRI検査での見逃しも大幅に減らすことができます。

また、多くの場合は撮影したMRI検査画像は受け取って自宅での保管が可能です。

治療期間や後遺障害認定に理解がある整形外科医か

初診当初は1~2週間程度で落ち着くと思われていた症状も、適切に治療を行っても、長引いて数か月の治療期間に伸びてしまう場合があります

通常、首のむち打ち(頚椎捻挫)であれば、裁判の判例からも6か月程度の治療期間は保険会社側が認めてしかるべきですが、実際は保険会社によっては3か月程度で治療費の一括支払いを打ち切ろうとして連絡が来る場合があります。

そこで、弁護士特約があればそれを活用して、交通事故専門の弁護士に保険会社との間に入って貰うだけでも、保険会社の対応は大幅に変わることを親身に教えてくれるかも大事になります。

症状が改善傾向であれば保険会社の治療期間を鵜吞みにせず、6か月程度の通院期間を保険会社と相談してもらうように患者さんに知って頂くことも大事です。

また、万が一、治療期間が終わっても痛みなどの症状が残ってしまった場合、患者さんの希望次第になりますが、通常は後遺障害診断書を作成することが多いです。

交通事故の特殊性を理解し、患者様に寄り添って親身に書類作成や相談に乗ってくれる医師を選ぶことが大切です。

ただし、整形外科にはあまり治療で通院せず、整形外科の主治医から同意なく連携施設でない接骨院などにで治療を受けている場合は、整形外科では治療に対する責任を負えないため各種診断書を書くことを断れる場合があります。

交通事故の病院選びで整形外科クリニックを選ぶべき理由

交通事故に遭ったら、まずは必ず「整形外科」を受診してください。

これには、医学的観点・法的観点と2つの大きな理由があります。

医師による「診断書」がすべての補償の起点になる

警察への人身事故届出や、保険会社への治療費請求には、医師が発行する「診断書」が不可欠です。

これは、医療機関である病院(整形外科)でしか発行できません。

精密検査(レントゲン・エコー・MRI・CT)による医学的証明

整形外科では、レントゲンやエコー(超音波)を用いた正しい画像診断が可能になります。

痛みの原因を医学的に可視化し、客観的な証拠として残すことで、適切な治療方針の決定と保険会社へのスムーズな説明が可能になります。

「後遺障害診断書」を作成できる唯一の機関

症状が治りきらなかった際に、後遺障害診断書を書くことができるのは医師のみです。

初診から整形外科に通っていないと、経過観察が不十分とみなされ、正当な認定を受けられなくなるリスクが高まります。

交通事故で整骨院・接骨院に通い続けるリスク

整骨院(接骨院)は「柔道整復師」による施術を行う場であり、医療機関ではありません。

病院との違いを理解せずに通い続けると、以下のようなリスクが発生します。

医学的診断がないため症状が悪化する恐れがある

整骨院では診断や投薬が行えません

例えば、炎症が強い時期に無理な揉みほぐしを受けることで、むち打ちなどの症状が慢性化してしまうことがあります。

保険会社から治療費を早期に打ち切られる可能性

保険会社は「医学的根拠」を重視します。

例え、保険会社の担当者が了承した場合でも、整形外科医の同意がないまま整骨院へ通い続けると、支払いを拒否されたり、早期に治療終了を迫られたりするトラブルの原因になります。

慰謝料(通院実績)が正当に評価されない

交通事故の入通院慰謝料は、一般的に「通院期間」や「実通院日数」に基づいて計算されます。

しかし、保険会社や裁判所の判断において、実際には「医師の指示がない場合の通院」が認められないケースが多いです。

その場合、せっかく時間をかけて通院しても、慰謝料の対象となる日数から除外されてしまい、本来受け取れるはずの補償額を下回ってしまう可能性があります。

医師の許可なき通院は「自己負担」になる危険性

整形外科と整骨院を併用する場合、医師の同意が必須です。

独断で通ってしまうと、保険会社から施術費用の支払いを拒否され、後に多額の自己負担が発生する恐れがあります。

根本的な「治療」ではなく「慰安」に留まる

整骨院では、薬の処方・注射・専門的な物理療法などは行えません。

根本的な改善を遅らせてしまい、結果として後遺症が残る原因にもなりかねません

交通事故治療の病院に「イノルト整形外科」が選ばれる理由

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは、交通事故に遭われた患者様が治療に専念できるよう、万全のサポート体制を整えています。

厚生労働省認可の医療機関による「安心の窓口負担0円」

厚生労働省認可の医療機関として、自賠責保険を適用した治療が可能です。

患者様ご本人の窓口負担なしで、高度な専門治療を受けていただけます。

理学療法士(PT)による「治すため」の個別リハビリ

当院には、国家資格を持つ理学療法士が在籍しています。

単なるマッサージとは異なる、医学的根拠に基づいた「治すためのリハビリテーション」を提供しております。

弁護士・行政書士と連携した「全方位サポート」

治療だけでなく、手続きが複雑な示談交渉や後遺障害の等級認定申請まで、専門家チームと連携してバックアップいたします

全ての手続きにおいて、事故による痛みや不安を抱えるなか、患者様が手続きによるストレスを被らずに済むよう、全方位からサポートしております。

交通事故に遭われた際は、どんなに些細なお悩みであっても、まずはイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックまでお気軽にご相談ください。

他院や整骨院からの「転院」をスムーズに受理

「今の病院では満足な検査が受けられない」「整骨院だけに通っていて不安」という方の転院・併用相談も随時受け付けております

手続きの代行も含め、一連の流れをスムーズに対応いたします。

交通事故の通院に関するよくある質問

最後に、交通事故の通院に関して、患者様からいただくことの多いご質問に回答いたします。

Q.軽い痛みでも受診していいですか?

A.はい、必ず受診してください

交通事故直後は興奮状態で痛みを感じにくいことが多く、数日後に重症化するケースも多く見られます。

早期受診が、早い回復と適切な補償の鍵となります。

Q.相手の保険会社から病院を指定されたのですが?

A.受診先を決める権利は、患者様ご自身にあります

保険会社が特定の病院を勧める場合はあっても、強制ではありません。

ご自身が信頼できる、リハビリ体制の整った医療機関を自由に選ぶことができます。

Q.整骨院と併用したい場合はどうすればいいですか?

A.必ず先に整形外科を受診し、医師の許可を得てください

当院では、医学的な根拠に基づき、適切な併用方法や通院頻度についてアドバイスさせていただきます。

交通事故後の病院をお探しならイノルト整形外科痛みと骨粗鬆症クリニックまでご相談ください

交通事故の怪我は、適切な初期対応がその後の回復を左右します。

「このくらいの痛みなら大丈夫」と我慢せず、まずは専門医の診察を受けましょう。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは、患者様が治療に専念し、一日も早く元の生活を取り戻せるよう、医師・理学療法士・提携先の専門家などがチーム一丸となってサポートいたします。

お電話はもちろん、公式LINEからもお気軽にご相談・ご予約いただけますので、痛みや怪我に関するお悩みだけでなく、事故対応に関するご不安な点も、まずはお気軽にお問い合わせください。

まとめ

交通事故の病院選びは、後遺症を残さないための「治療面」と、正当な権利を守るための「補償面」の両方において非常に大切です。

まずは整形外科を受診し、医師による診断を受けることが、後悔しないための第一歩になります。

事故による怪我の治療はもちろん、保険会社とのやり取りや複雑な書類作成まで、当院があなたの強力なパートナーとして支えます。

一人で抱え込まず、まずは一度イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックへご相談ください。

この記事の監修医師

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長
渡邉 順哉

経歴

  • 平成16年 鎌倉学園高等学校卒
  • 平成23年 東邦大学 医学部卒
  • 平成23年 横浜医療センター 初期臨床研修
  • 平成25年 横浜市立大学附属市民総合医療センター 整形外科
  • 平成26年 神奈川県立汐見台病院 整形外科
  • 平成28年 平成横浜病院 整形外科医長
  • 平成30年 渡辺整形外科 副院長
  • 令和元年 藤沢駅前順リハビリ整形外科 院長
  • 令和6年  イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 統括院長