「SHOCK WAVE JAPAN 2023」の伝達講習会
「SHOCK WAVE JAPAN 2023」に参加してきました。
【概要】
2023.9.24、9:30~17:45、品川区大崎での開催。
当会は体外衝撃波に関する研究会、学術集会で、国内の第一人者が集まります。
体外衝撃波に関する基礎研究やその応用法、症例報告が発表されます。
現地参加、オンライン参加合わせて、300名に近い参加者があり、半分はPTが占めています。
日程は午前が6特別演題、午後は16の一般演題。
【特別講演内容概略】*講演内容の正確な要約ではありません。
〇特別演題1
ミニブタ膝関節の軟骨を人為的に欠損させ、体外衝撃波が
その組織修復を促進させることを紹介している。
〇特別演題2
RPWでアセチルコリンレセプターを破壊することで
痙縮を軽減させる試みを紹介している。
〇特別演題3
海外留学もしている形成外科医の招待講演。個々の細胞がメカノレセプターを有しているので、
難治性の皮膚損傷に対して、陰圧を与えることで修復が促進されることを紹介している。
〇特別講演4
体外衝撃波が半月板損傷だけでなく、半月板変性にも有効であることを紹介している。
〇特別講演5
難治性の下腿の痛みに対して、エコーを使用して病態を解明し、病態に応じて血管への注射、
体外衝撃波、ハイドロリリースを複合的に活用して疼痛を緩解する方法を紹介している。
再生治療と体外衝撃波を併用することで、骨折の治癒期間を劇的に短縮する方法を紹介している。
〇特別講演6
韓国の医師による体外衝撃波活用事例の紹介。
徒手療法と体外衝撃波を組み合わせて高い治療効果を上げていることを紹介している。
体外衝撃波の活用に可能性を感じる1日でした!