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リハビリ

理学療法士 勉強会 肩関節挙上

理学療法士のスタッフで勉強会を実施しました。

 

テーマは肩関節の挙上についてです。

肩関節の挙上に関与する筋・・・

・三角筋:起始部:鎖骨の外側1/3、肩峰と肩甲棘 停止部:三角筋粗面 神経支配:腋窩神経

・棘上筋:起始部:肩甲骨棘上窩 停止部:上腕骨大結節 神経支配:肩甲上神経

・烏口腕筋:起始部:烏口突起 停止部:上腕骨内側 神経支配:筋皮神経

などがあります

 

また、肩関節挙上には肩甲骨の可動性も必要になります

肩関節挙上に伴い、肩甲骨は上方回旋、外転、後傾運動が必要になります。

肩甲骨の運動は肩甲骨周囲の筋がフォースカップルによって生じており、肩関節の挙上や運動を行っています。

そのため、肩甲骨の柔軟性はとても大切になります。

また挙上の最終域で脊柱の伸展必要であるため、猫背姿勢であったりすると肩関節の可動域に制限が生じてしまいます。

それ以外にも鎖骨の可動性も必要になります。

鎖骨は肩関節の挙上時に回旋運動が生じます。(90°以上)

そのため、鎖骨の動きも大切になります。

そのため、肩関節周囲炎など肩関節の可動域制限がある場合は、肩関節(肩甲上腕関節)肩甲骨の可動性(肩甲胸郭関節)、脊柱の可動性、鎖骨の可動性の評価を行い、可動性が不足している部位にアプローチしていくことが大切です