6/5 新卒理学療法士による研修会で得た知識・技術の伝達講習
※本記事は、整形外科専門医・イノルト整形外科 統括院長 渡邉順哉医師の監修のもと執筆しています。
新卒理学療法士として、膝関節と股関節の二箇所の研修会に参加してきました。
研修会に参加するのは学生時代と合わせ始めて。前日から緊張が止まりませんでした。
研修会当日、いざ会場に着くと自身より経験年数が上の理学療法士が多く、今の知識量でこの研修会に参加しても良いレベルなのか自問自答し尚更緊張しました。
しかし研修会が実施されると、「余計な不安を考えていたんだな」と感じるようになりました。研修会に参加している理学療法士は経験年数関係なく、「臨床で同じ悩みを持ち・学び成長する意欲がある者」が参加しているのだと。「研修会は担当した患者様を良くしたいと意欲を持った者の集まり」と今回参加した講師が仰っていたことが心に響き、余計な不安が払拭されました。
研修会は無事に終了。二箇所の研修会後に感じたことは「成長できたな」と感じました。それが尚強く感じれる場面として、臨床で患者様を評価・考察しアプローチ後に、「患者様ご自身で治療前より治療後の変化を感じてもらう場面」です。良い変化を感じてもらうことで今までの知識・研修会で得た知識が活きたと感じ、変化を感じてもらえない時は更に自身の成長を促さなければいけないと感じ鼓舞されます。
当院の理学療法士に伝達講習として今回の研修会で得た知識・技術をお伝え致しました。膝・股関節疾患の評価、その後のアプローチなど。研修会で得た知識・技術をアウトプットすることで知識定着に繋がることや、他理学療法士の知識・技術アップにも繋がり良質なサービス提供に繋がる良い取り組みだと感じました。
また先輩理学療法士は膝疾患、股関節疾患の患者様を対応する際に、どのような評価をしてどのような考察をしているのか。先輩方それぞれの臨床推論を教えて頂きとても有意義な時間となりました。
今後も臨床で患者様に有益なサービス提供ができるよう、毎日一歩一歩確実な成長に努めて参ります。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
新卒一年目 理学療法士 牧
この記事の監修医師

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長
渡邉 順哉
経歴
- 平成16年 鎌倉学園高等学校卒
- 平成23年 東邦大学 医学部卒
- 平成23年 横浜医療センター 初期臨床研修
- 平成25年 横浜市立大学附属市民総合医療センター 整形外科
- 平成26年 神奈川県立汐見台病院 整形外科
- 平成28年 平成横浜病院 整形外科医長
- 平成30年 渡辺整形外科 副院長
- 令和元年 藤沢駅前順リハビリ整形外科 院長
- 令和6年 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 統括院長