電車での姿勢を意識してみましょう!
藤沢にあります藤沢にありますイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックです。
今回は電車の中での姿勢についてお伝えしていきます。
通勤や通学中、何をして過ごしていますか?
ほとんどの方は、スマートフォンでメールやSNSのチェックをしたり、ゲームに熱中している人が多いようです。
スマホを見ながらの悪い座り方。
皆さんの中でも思い当たるところがあるのではないでしょうか。
実はこの姿勢、見た目が悪いだけではなく、体の不調に関連することも。
しかしこの通勤・通学での座っているときの姿勢がとても大事なのです。
座り方が悪いと
①首、背中、腰の痛みが出やすくなる
②痛みが出て、腕や足のしびれが出る
③頭痛、まめいが起こりやすくなる
④座る時に身体を支える筋肉が弱くなる
などなど、身体にとってマイナスな事ばかり
藤沢にありますイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの患者様の中にも同じような症状の方が多くいらっしゃいます。
自分では気づかない、座っているときの「スマホ姿勢」の悪さについて振り返ってみるとよいでしょう。
毎日の習慣ですから直したいものですよね。
スマートフォンを利用することがNGというわけではありません。
でも、スマホは画面が小さいため、画面に熱中すると自然と首の位置が下がります。
首だけ下げると疲れるので、猫背にもなってしまいます。
背筋を伸ばしたまま座ると、猫背にはなりません。
つまり、猫背になるということは“骨盤が寝た状態”になることを意味します。
腰から肩甲骨、首までが丸い姿勢になっている人が多いようです。
しかもスマホの画面に集中しているので、姿勢が崩れていることに気づいてない人も多いよう。
実際にイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックには多くの頚部痛・腰痛の方が来院されていますが、
ほとんどの方が普段から無意識のうちに悪い姿勢になっているのです。
姿勢の崩れは、見た目に影響して不調につながることも。
見た目でいえば、猫背だと背中が丸く見えるだけでなく、背中が広がって見えます。
また、腹筋に力が入らないために下腹がぽっこりした印象になります。
体のシルエットもだらしなく見えてしまいがちです。
スマホを見るときは首がまっすぐな状態のストレートネックにもなりがち。
ストレートネックが原因で、頭痛や首の痛みを覚えたり、肩凝りや腰痛などに悩まされる人もいます。
通勤中の何気ない姿勢の悪さが、こうした“トラブルの悪循環”を生んでしまうわけです。
ではどうしたら綺麗な正しい姿勢でいられるのでしょうか。
まずは浅く座らないことが大切です。
浅く座ると必然的に骨盤が後傾して寝た状態になるので、腰から肩甲骨が丸くなってしまいます。
まず座席に座ったら、座面と背もたれの接点にお尻を当てるような要領で、座面のギリギリまで腰をつけます。
イスは本来、お尻をイスの座面の奥に位置させて深く座るように設計されています。
浅く腰かけて、良い姿勢を持続させようとすると、腰痛や背中痛を起こしますのでやめておきましょう!
足が届かない場合は、脚置きを床に置き、背もたれに空間ができる場合はバスタオルなどを重ねて折って使用しましょう。
骨盤が後ろに倒れる場合も、お尻の後ろ半分にバスタオルを重ねて折ってお尻に引きましょう。
さらに、背もたれに背中をつけて座りましょう。
このとき、骨盤をしっかり立て、おなかと内ももを少し締めるように意識します。
そしてその位置から1センチ程度、背もたれから背中や肩甲骨を離します。
この1センチの意図は、“背もたれに背中を委ねない”という意味。
実際には背もたれに寄りかかっても良いのですが、ほんの少しだけ離す気持ちで座ると、背筋がまっすぐに伸びた美しい姿勢になります。
この姿勢をずっと続けるのは、最初はきついかもしれません。
まずは「ひと駅分だけ」「3駅に1回は確認する」などの、軽い程度からのスタートで構いません。
でも、この姿勢の方がだらしない悪い姿勢よりも体に負荷がかからないので、腰痛や肩凝り、首の痛みなどの悩みケアにも役立ちます。
少しずつ慣れて、このいい姿勢をクセにしていってください。
腹筋に力を入れて、背筋を伸ばす。ほんの少しだけでも、背もたれから離して座ることから初めてみてください!
この姿勢は電車の車内だけではなく、オフィスや自宅など、
在宅ワークが増えてきて身体の調子が悪くなってきた方にもおすすめです。
ぜひ活用してみてください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
藤沢 藤沢にありますイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 駿藤 野中