不織布マスクと布マスクとどっちが安全?
※本記事は、整形外科専門医・イノルト整形外科 統括院長 渡邉順哉医師の監修のもと執筆しています。
いつもご覧いただきありがとうございます。
イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックです。
今回はニュースでも取り上げられている、マスクの種類の差です。
コロナ禍が長期化し、使い捨てよりもコスパや見栄えで勝る布マスクやウレタンマスクですが、昨年暮れにスーパーコンピューター富岳によって、差が明らかになってきました。
コロナの感染の多くが飛沫感染ですが、大きな粒子の飛沫感染と小さな粒子のマイクロ飛沫感染があります。
病院などの医療機関で使われている不織布マスクは吸い込む飛沫もくしゃみや咳・大声を出したときに出る飛沫量を大幅に軽減できています。
しかし、布マスクや、ウレタンマスクは飛沫を吸ったり飛ばしたりを防ぐ効果が不織布マスクと比べると低くなります。
特に、最近テレビでフェイスシールドやマウスシールドをして撮影されている方がいますが、あれは自分からの飛沫を若干軽減できるだけでかなり感染対策効果としては単独では危険と言えるでしょう。
今回この記事を見られた方は是非、人が集まるところに行く際には不織布マスクを装着するようにしましょう。
おすすめの今人気の不織布マスク5選
暑い時期が近づいてくると
屋外で気温が高いところでもマスクはした方が良いのでしょうか?
こちらに関しては厚生労働省が熱中症を予防するために、マスクを外すように注意喚起をしています。
屋外でマスクを外すためには、他の人と2m以上の距離離れることが出来る場合には外しましょう。
マスクをしていない時もそうですが、特にマスクをしていると体温上昇に伴い汗が多くなります。
脱水⇒熱中症になりやすいため、こまめに水分を取りましょう。
コロナウイルスはもともと病原性の強いウイルスではありません。
免疫力がしっかりしていれば軽症で済むことが多いです。
しっかり、運動、ビタミンD、栄養、睡眠を取って、ちょっと風邪っぽいなというときは無理せずしっかり休みましょう。
ちなみに、マスクも大事ですが、それと同じくらいビタミンDは大事だと思っております。
ビタミンD不足は特に多く半数以上の方がなっているとも言われています。
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この記事の監修医師

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長
渡邉 順哉
経歴
- 平成16年 鎌倉学園高等学校卒
- 平成23年 東邦大学 医学部卒
- 平成23年 横浜医療センター 初期臨床研修
- 平成25年 横浜市立大学附属市民総合医療センター 整形外科
- 平成26年 神奈川県立汐見台病院 整形外科
- 平成28年 平成横浜病院 整形外科医長
- 平成30年 渡辺整形外科 副院長
- 令和元年 藤沢駅前順リハビリ整形外科 院長
- 令和6年 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 統括院長