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エコーオンラインセミナー伝達講習

先日、理学療法士によるエコー(超音波診断装置)オンラインセミナーを受講しました。

内容は

①理学療法士による末梢神経の動態評価や徒手的な検査の方法

②Drによるハイドロリリースの効果

が主な内容となっておりました。

リハビリに通われている方では、痛みの解消を目的とされている方が多くいらっしゃいます。

痛みの原因は非常に多くありますが、その中で末梢神経に何らかの負担が生じて起こる痛みについての判断材料となる評価方法や知識を得られたことはとても有益でした。

また、Drのハイドロリリースといえば筋膜に対して行うイメージが多いですが(筋膜リリース)、神経の周囲に対して行う事により疼痛が緩和されたり、可動域が拡大したりという実例もありました。

当院でも理学療法士がエコーを用いて評価をすることがあります。常に試行錯誤して痛みの原因を探求し、その中でDrと情報共有をして、ハイドロリリースを含め患者様の痛みを解消できる手段・選択肢を増やしていけるように今後も勉学に励んでいこうと思います。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 理学療法士 T・Y

 

 
 
 

エコーオンラインセミナー伝達講習

先日、理学療法士によるエコー(超音波診断装置)オンラインセミナーを受講しました。

内容は

①理学療法士による末梢神経の動態評価や徒手的な検査の方法

②Drによるハイドロリリースの効果

が主な内容となっておりました。

リハビリに通われている方では、痛みの解消を目的とされている方が多くいらっしゃいます。

痛みの原因は非常に多くありますが、その中で末梢神経に何らかの負担が生じて起こる痛みについての判断材料となる評価方法や知識を得られたことはとても有益でした。

また、Drのハイドロリリースといえば筋膜に対して行うイメージが多いですが(筋膜リリース)、神経の周囲に対して行う事により疼痛が緩和されたり、可動域が拡大したりという実例もありました。

当院でも理学療法士がエコーを用いて評価をすることがあります。常に試行錯誤して痛みの原因を探求し、その中でDrと情報共有をして、ハイドロリリースを含め患者様の痛みを解消できる手段・選択肢を増やしていけるように今後も勉学に励んでいこうと思います。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 理学療法士 T・Y

 

 
 
 
 

2020/10/21 インフルエンザ予防接種

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

今年もインフルエンザの流行る時期が近づいてきました。

例年と違うことは、新型コロナウイルス感染症があることです。

そのため、今年は藤沢市も含め全国的に高齢者のインフルエンザ予防接種が無料化しております。

しかし、いざ開始してみると、需要と供給のバランスが完全に崩れ、最初の2週間で品薄状態に、3週間目には藤沢市からの通達で供給停止となってしまいました。

インフルエンザに罹る→コロナの症状と似ているからどっちなのか分からない→コロナじゃないかと不安になる。

この不安、さらには無料化が、今年のインフルエンザ予防接種の供給不足に拍車を掛けた形になってしまいました。

当院でも21日より一旦インフルエンザ予防接種の新規予約を中止させて頂きました。

いつになるか分かりませんが、供給が再開され次第お伝えできば幸いです。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 
 

2020/10/17 ビタミンD足りてますか?

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

ビタミンDは処方薬の方が良い。

骨粗しょう症学会が今年はオンラインで開催されており、この話を耳にしました。

当院では骨粗しょう症の検査の際にビタミンDを血液検査で測定させて頂いております。

2019年より骨粗しょう症でもビタミンDの血液検査が初回のみ(活性型ビタミンD製剤を内服していない場合に限る)保険適応になり、全国的に積極的に測定されるようになりました。

ビタミンDは日本人の8割が欠乏症または不足状態と言われています。

ビタミンDは皮膚で紫外線により作られます。

魚やキノコにも含まれますが、基本的には紫外線を肌で受けた量がかなり関係しているようです。

当院でも多くの方にビタミンDの血液検査を行ってきましたが、概ね8割は妥当な数字かと思います。

では、どのような方が足りていたか、多くはサーフィンや畑仕事などで真っ黒に肌が焼けている方、もしくは白い肌でもビタミンDのサプリを飲まれている方です。

ちなみに、他院で活性型ビタミンDを処方されている場合もありますが、ビタミンDの血液検査には反映されません。

なぜかというと、ビタミンDの血液検査は天然型のビタミンDを測定しています。

活性型ビタミンDは天然型ビタミンDが腎臓・肝臓で代謝されて作られるものですので、代謝後の活性型ビタミンDを飲んでも、代謝前の天然型ビタミンDは増えません。

よって、活性型ビタミンDを内服してもビタミンDの血液検査には影響がほとんどないのです。

実はサプリのビタミンDは天然型ビタミンDのため、内服すると血液検査ではビタミンDは足りている結果が出ます。

しかし、今回骨粗しょう症学会での話では天然型ビタミンDサプリは活性型ビタミンD製剤と比べるとカルシウム吸収効率は数分の1も下がってしまう、よって活性型ビタミンDを内服した方が、骨には良いという話でした。

改めて、活性型ビタミンDの重要性を知ったのですが、実は私も1年ほど前から内服しています。

私の趣味は空手で、サッカーも好きですが直射日光でアトピー性皮膚炎が悪化するので、どちらかというと紫外線は避けて生活している方です。

昨年、血液検査で測ってみたところ、ビタミンD欠乏症でした。

ビタミンDは欠乏すると、骨が弱くなる、筋力が付きにくくなる、免疫力が落ちてウイルス感染しやすくなるとデメリットだらけです。

これほど高強度の運動しているのにも関わらず骨密度は平均を大きく上回ったことはなかったので、今思えばビタミンD欠乏症のせいだったのかもしれません。

そこで、活性型ビタミンDを飲み始めたところ、明らかに風邪(ウイルス感染)を引く頻度が大幅に減りました。さらには筋トレの効果が以前よりでやすく筋肉量が増えやすくなったように感じます。

実はアスリートでも屋内競技の選手にもかなりビタミンD不足はいるようですので、活性型ビタミンDの補充によってパフォーマンス向上にも繋がるのではないかと思いました。

活性型ビタミンDを内服しているだけで、骨吸収が抑制され骨密度が下がりにくくなり骨のアンチエイジングにも繋がると思います。

もしかするとビタミンDを補充しているだけで将来ほぼ確実にやってくる骨粗しょう症を防げる可能性があります。

私は、アトピーもあり、紫外線は今後もたくさん当たることはできないことを考えると、こんなにも欠乏症を改善することでのメリットが大きいなら一生続けようと内服継続を決めました。

診察をしていると、ビタミンD欠乏症なのに内服継続にとても抵抗感を示す方がよくいらっしゃいます。

そこで、私も欠乏症で一生飲む覚悟ですよ。

そう伝えると、先生もそうしているならと内服して頂けたこともあります。

みなさんにビタミンDの大事さを良く分かって頂きたいなと思い日々診療で熱量を込めてお話しさせて頂いております。

少しでも私の話がお役に立てたら幸いです。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 

2020/10/19
第10回
JRO触察勉強会 下腿三頭筋

こんにちは、理学療法士の駿藤です。

今回は下腿三頭筋の触察を行いました。

下腿三頭筋とは腓腹筋内側頭、腓腹筋外側頭、ヒラメ筋の3つから構成される筋になります。

この筋は歩行時や坂道などでブレーキをかけたり、つま先立ちをする役割があり、とても大切な筋になります。肉離れも起きやすい部位になりますので、リハビリで来られる患者様も多くいらっしゃいます。

これからも勉強会を通じて、スタッフのスキルアップを図っていきたいと思います。

 

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 理学療法士 駿藤 友也

 
 

赤:半腱様筋
青:半膜様筋
緑:大腿二頭筋

 

2020/10/12
第9回
JRO触察勉強会 再開

 

こんにちは、理学療法士の駿藤です。

今回はハムストリングスの触察を行いました。

ハムストリングスとはモモの裏にある膝を曲げる筋になります。

この筋力が低下することにより膝はもちろんのこと、腰痛や頚の症状にも大きな影響を与えることもあります。

 

スタッフのレベルアップが図れるように、今後も実りある勉強会にしていきたいと思います。

 

 

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック  理学療法士 駿藤 友也

 
 

救護活動が終了、救急隊が患者を搬送し始め我々の役目は終了しました

 

2020/10/10 心肺停止

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

昨日、藤沢から帰宅途中、駅のホームで倒れている中年男性の救護にあたりました。

すでに若い女性が意識・呼吸・脈がないことを確認し心臓マッサージを開始していました。

私もAED準備の確認、救急車の要請の指示、瞳孔の確認、心臓マッサージ、気道確保、脈の確認などを行いました。

AEDは適応外で不整脈による心肺停止ではありませんでした。

途中から瞳孔が散大し共同偏視(両目が同じ方向を向いてしまっている状態)が確認され、脳出血を強く疑いました。

その場にいた数名の医療関係者の的確な心臓マッサージにより心拍は再開しましたが、残念ながら意識は戻りませんでした。

8分程度経過したところで、救急隊が到着し無事引き継ぐことができました。

恐らく、病院に搬送されてもほぼ意識が戻ることはなく、数時間以内に再度心臓は止まってしまう可能性が高いと思われます。

この8分間の詳細の経過は私のインスタをご覧ください。

整形外科医は患者が心肺停止になることはなかなかありませんが、研修医時代に救命救急の現場で働いたこともあり本能的に助けなければと患者さんを見た瞬間に迷いなく救護に加わっていました。

脳出血は多くの場合未治療の高血圧が原因となり、致死率や麻痺や脳障害といった重度な後遺症を残すため、とても怖いです。

身近に高血圧を放っている方がいれば、是非こういうこともあるのだと自覚症状のない生活習慣病の治療が大事なのだと教えて頂ければ我々の努力も報われるのかなと思います。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 

2020/10/3 院内撮影

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

当院もリニューアルして早くも1年半ほど経ちました。

コロナの影響で一時はどうなるかと思いましたが、緊急事態宣言が解除されて以降、当院を選んでご来院頂く患者様も日に日に増えております。

そんなコロナ禍でも当院はハイドロリリースや体外衝撃波など新しい試みを次々と行っております。

今回はもっと多くの患者様に当院の頑張りを知って頂きたくホームページをリニューアルすることにしました。

そのためにプロのカメラマンに来て頂き写真を撮ってもらいました。

なかなかカッコよい写真を撮って頂けました。

長時間に渡り撮影に協力して頂いたスタッフにも感謝です。

どんなホームページになるかご期待下さい。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 

2020/9/27 整形外科医の質

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

藤沢イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは患者さんのニーズになるべく沿った提案をして「ここに来て良かった」と思って頂けるような診療を心掛けています。

最近、バドミントンを頑張っている中学生が受診しました。

10月にバドミントンの大会をひかえているようで、腰痛を治したいと来院されました。

当院の前に他院でレントゲンで「すべり症がある、コルセットをして、バドミントンは止めて、学生なのだから勉強に専念しなさい。」と言われたそうです。

腑に落ちなかったようで当院を受診されました。

痛みの部位を確認すると脊柱起立筋の部位でした。

特にレントゲンはすべり症や分離症も認めず、どうしてそのような診断になったのか私も分かりませんでした。

よくよく聞くと、体はとても固く、体幹の筋力もかなり弱いと聞きました。

痛みの部位からしても、体幹のインナーマッスルと柔軟性の不足が原因と考えました。

私も現役の競技選手のため、大会に出ちゃいけない・練習もダメというのはかなり辛い選択です。

レントゲンで明らかな分離症があって放っておくと骨癒合が難しいので、骨が付くかは分からないけどスポーツより骨を選ぶのであればコルセットもありとは思います。

しかし、治療を選ぶのは医師ではなく患者さんであり、強制してはいけないと思います。

明らかに筋肉による痛みでも、骨の異常しか診断できないレントゲンに少しでも骨の異常があったら、それが痛みの原因だと根拠もなく決めつける整形外科医が未だにいるのはとても残念であり、同じ整形外科医として申し訳なく思ってしまいます。

痛みがあるのにレントゲンでも超音波検査でもMRIでも異常が認めないことは良くあります。

痛みの原因は検査では分からないが、分からないなりに治療を試すことで診断をする治療的診断という方法を選べるのです。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 
 

2020/9/17 当院の痛み止め

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

藤沢イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは痛みや痺れを取り除くために病状に合わせて下記の薬を使いわけています。

・NSAIDs(エヌセイズ):ロキソプロフェン、ジクロフェナク、セレコキシブなど
怪我や急性期の痛みにはこれ。炎症と痛みと発熱を抑える効果。一般的に痛み止めと広く認識されていている薬、整形外科に行けば処方される痛み止め。外用薬としても良く使われている。痛み止めは胃や腎臓に悪いと言われるのはこの薬のこと。比較的強力で即効性もある。セレコキシブは胃潰瘍になりにくく作ってあり、2020年後発品発売。頭痛には効くことはあっても基本的に腹痛には効きません。1日2回と3回の薬に分かれる。

・アセトアミノフェン:
NSAIDsと比べるとやや弱く、炎症を抑える効果はないが、胃や腎臓への悪影響はあまりない。安全性が高く、小児や妊産婦に使われることも多い。1日4000㎎まで増量可能だが、3000㎎以上の高用量では肝機能障害には注意。市販の風邪薬にも含まれていることがあり、知らない間に高用量内服になっている場合があるので、要注意。トラアセットにも含まれている。1000㎎を点滴するものもある。1日4回まで。

・デュロキセチン
当院で積極的に処方している薬。慢性腰痛や変形性関節症に適応の薬。慢性の腰痛や関節痛だけでなく神経痛や痺れにも効くことが多い。慢性の痛みではセロトニンという物質が減り軽い痛みも強い痛みと感じやすくなってしまう。この薬は神経の外に放出されたセロトニンが再び神経内に取り込まれるのを防ぎ神経の外のセロトニンの量をコントロールすることで痛みのブレーキ機能を元に戻す。本来の薬の効果を得るには1日1回3錠を内服する必要があるが、一気に増えるセロトニンの量に体が慣れないといけない。そのために、1~2週間毎に1錠→2錠→3錠と増やす。薬がしっかり効けば1ヶ月月~数ヶ月程度で薬を減量・中止しても痛みが再燃することはあまり多くない。1~2割に副作用が出て、多いものは食欲低下、気持ち悪い、眠気、便秘、口の渇きなどの症状がある。これらは神経の外に溜まったセロトニンの量に体が慣れてくれば消えていく副作用なので、当院では副作用が出ても内服できるコツをお伝えしている。プレガバリンやミロガバリンが効かない場合でもこちらが効く場合もある。下行性疼痛抑制系に作用。2020年頃、後発品発売予定。

・プレガバリン、ミロガバリン
神経痛の薬といえばプレガバリンの時代が10年過ぎ、最近は姉妹薬のミロガバリンが発売されたり、デュロキセチンも神経痛に効いたりするため、プレガバリンにこだわらなくとも治療薬で選択の幅が広がった。両薬も眠気やふらつきといった副作用が比較的でやすいがデュロキセチンよりは気持ち悪くなりにくい。1日2回内服。症状によって最低用量の錠剤から開始するが、効きやすい用量でも症状改善まで2週間程度を要することが多い。上行疼痛抑制系に作用。プレガバリンは2020年後発品発売予定。

・トアラセット、トラマドール
トアラセットはトラマドールとアセトアミノフェンを混ぜて錠剤にした薬。トラマドールは弱オピオイドといって医療麻薬の弱いものといった位置づけ。麻薬のような、依存性はそこまではないですが、強力に痛みを抑えます。急性から慢性の痛みまで、痺れにも短時間で効く。トアラセットは1日1~4回最大8錠、トラマドールは1日1~4回最大16錠内服可能。トアラセット内服中はアセトアミノフェンや風邪薬の内服は控える。用量が増えると便秘になる確率が高くなる。内服開始時に吐き気も出やすい。稀に薬物依存を起こすので、これも注意。オピオイド受容体に加え下行性疼痛抑制系にも作用。

・ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液
ワクシニアというウイルスをウサギの皮膚に注入して炎症を起こし、皮膚に溜まった液から薬にしたもの。他の薬剤と作り方がかなり異質だが、発売から40年以上経った今も、副作用がほとんどなく安全性はとても高い定評を得ている。怪我以外や急性の痛みの病気を除き、ほとんどの慢性の痛い病気や神経痛などに保険適応となっている。下行性疼痛抑制系に作用して徐々に効いて慢性の痛みや神経痛や痺れを軽減する点では、デュロキセチンに近いかもしれないが、鎮痛効果はかなり弱いため、効いているという実感が湧かないケースも多い。4錠を1日2回に分けて内服。注射薬もある。

・リマプロストアルファデクス
腰部脊柱管狭窄症の痺れや痛みに対する薬。1日3回1錠ずつ。脊柱管の血流を改善させることで痺れなどの脊柱管狭窄症の症状を軽減させる。効果はとても弱く本剤のみでの症状軽快は難しいため、他の薬剤と併用して処方する場合が多い。

・メコバラミン:ビタミンB12製剤
30年以上前から処方されてきた、神経痛や痺れがあったら良く処方されていた薬です。神経痛や痺れはそもそも神経に物理的ストレスが加わって症状が出ているため、神経修復が必要である。そこに必要なのがビタミンB12である。ただ本剤だけでは症状軽快は困難なことが多いため他剤と併用します。

・エスフルルビプロフェンテープ

1日2枚までの湿布。2枚貼るとNSAIDsの内服薬を1日分を内服したのと同じ効果が得られるため、原則貼っている間はNSAIDsの内服は禁止。内服と比べると湿布のため、局所の抗炎症作用と沈痛効果は高い。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 
 

2020/9/10 院内ミーティング

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

藤沢イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックでは日々、院内アンケートにご協力頂いております。

下記のような様々なお褒めの言葉に加え、

・院内やトイレが綺麗

・スタッフがテキパキ働いている、丁寧

・医師の説明が丁寧で分かりやすい

下記のようなご指摘なども頂きます。

・待合室が狭い

・診療の流れが分かりづらい

・靴ベラを用意して欲しい

・扇風機を設置して欲しい

など・・・

患者様から頂きました貴重な意見をミーティングでも話し合い改善策を日々検討し患者様に一層「ここに来てよかった」と思っていただけるように努力を続けております。

診療につきましては、最近徐々に医療クラークシステムが確立していき効率化が図れるようになってまいりました。

現在は予約システムや電話回線、自動精算機など患者様の待ち時間改善に繋がる施策を検討しております。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 
 

2020/9/7 餅屋は餅屋

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

緊急事態宣言が解除され、当院の来院患者数が過去最多を記録しております。

多くの患者様に藤沢にある数多くの整形外科から当院選んで頂き大変感謝しております。

以前からあった問題ではありましたが、最近このようにおっしゃる方がいらっしゃいました。

「以前通院していた整形外科では睡眠薬を出してもらっていた。前の整形外科を止めてこちらに来たのだから、処方してもらわないと困る。無いと途中で目が覚めて色々考えてしまうから、睡眠薬がないと困るの。」と。

このように他の整形外科から当院に転医をご希望の方の中には、整形外科の病気以外の薬を以前の整形外科で処方されている方もいらっしゃるかと思います。

しかし、私はどの薬に対しても病状を正確に把握し責任を持って処方をする必要があると考えております。

専門外の医師が長期間処方してきたが、実は専門医が診察したら不要または処方してはいけない病状だったという場合もあります。

当院医師は整形外科分野については専門ですが、それ以外は研修医とさほど変わらない知識しかないため、責任を持って処方することができません。

不便な整形外科だなと思われるかとは思いますが、餅屋は餅屋、少し厳しいようですが利便性よりも患者様の安全が第一です。

普段整形外科では処方しないような内科や精神科などのお薬(便秘薬や睡眠薬)は、たとえ以前通院されていた整形外科などで処方されていたとしても、原則お断りさせて頂いております。

あくまでも処方薬というのは、医師がその病状を専門的に診察・診断し必要と判断された上で処方される必要がございます。

特に睡眠薬に関しては依存性があるものも多く、薬がないと不安になる為に様々な医療機関に処方して欲しいと渡り歩く患者様が稀にいらっしゃるため、藤沢市医師会では各医療機関にそのような患者様の情報を共有し安易に希望通り処方しないように通達がされております。

何卒ご理解とご協力をお願い致します。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 

2020/9/4 自動体温測定器

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

当院に自動体温測定器を導入致しました。

患者数の増加に伴い、体温測定にスタッフが取られ、体温測定の渋滞も起きていました。

これで、少し患者様の待ち時間を解消できればと思います。

試しに私自身も測ってみました。

手に持って測る小型の非接触型の体温計よりばらつきなく検温できいるようです。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 

2020/8/31 コロナ対策

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

当院では新型コロナウイルス感染症対策として、院内では様々な取り組みをしております。

<院内>
・3方向の風通しを確保し、常に空気が循環
・受付と待合室とトイレに手指の消毒を設置
・待合室には各椅子にパーテーションを設置し、パーソナルスペースを確保
・定期的に院内の椅子や診察室内やリハビリのベッドなどを消毒
・受付と診察室に透明なパーテーションを設置し飛沫感染対策
・オンライン診療も可能

<スタッフ>
・自宅と出勤時に体温測定
・新型コロナウイルス感染症を強く疑う症状があった場合は内科を受診し、必要性に応じてPCR検査(検査結果が出るまでは出勤しない)
・院内では常時マスクを着用、患者様とパーテーションを介さず話す際はゴーグル装着
・マスクなしでの会話禁止

<患者様>
・院内ではマスク着用義務化
・体温測定し発熱がある場合は内科受診を勧め当院では診察を延期
・いつの間にかコロナに掛かっていた場合、コロナの抗体がすでにできているか調べる検査も可能

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 
 
 

2020/8/25 誕生会

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

理学療法士Nさんの誕生会を開催しました。

コロナ禍でなかなか納涼会もできないなかケーキを用意して祝ってくれたスタッフに感謝です。

当院恒例の誕生会ですが、2019年4月に私が来てから10回以上催してきました。

その頃は1ホールで足りていたケーキも、いつの間に2ホールでないと足りないくらいスタッフが増えてくれました。

今回はラメゾンという藤沢駅のアトレにあるケーキ屋さんのカットケーキをチョイスしてくれました。

どれもフルーツがずっしり乗っていて美味しそうですが、私はチョコのケーキを頂きました。

甘すぎず上品な味のチョコでとても美味しかったです。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 

 2020/8/22 理学療法士採用 集団面接

 
 

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

暑い日がまだまだ続いています。

こんな暑い中、スーツ姿の方が5人面接にいらしてくれました。

リハビリの需要に供給が追い付いておらず、頻繁な予約が取りにくい状況が続いておりご迷惑をお掛けしています。

8月1日から新人の理学療法士が1名増員となっていますが、まだまだマンパワーが足りない状況です。

そこで7人目となる理学療法士の採用面接を行いました。

1人の枠に8人見学、5名(新卒3名、既卒2名)に応募頂きました。

こんなにも同時に応募頂くのは初めてだったので、とても嬉しく思います。

人数が増えたため、初めて集団面接という形を取りました。

慣れない中、皆さんとても緊張されていましたがとても良い経験をしました。

今後も藤沢地域のリハビリの発展を進めていきます。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 

 2020/8/17 骨腫瘍

 
 
 

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

暑い真夏日が続いていますね。水分と塩分を十分に摂って熱中症に十分注意してください。

さて、今回のテーマは骨腫瘍です。

最近、偶然骨腫瘍の症例が相次いでいます。

整形外科で偶然見つかる骨腫瘍のほとんどが良性の骨腫瘍です。

内軟骨種、外骨腫、骨嚢腫、類骨腫、骨巨細胞腫・・・どれも良性の腫瘍です。

超音波は骨の内部は見れないので、レントゲンやCT、MRIが必要になります。

良性の骨腫瘍はその名の通り良性なので放っておいても問題はないことが多いですが、一部の良性の骨腫瘍は大きくなって骨を薄くし骨折することがあるものもあるので手術が必要になる場合があります。

そして、整形外科医が告知したくない病気の代表、悪性骨腫瘍です。

悪性骨腫瘍はほとんどが、転移性骨腫瘍です。

転移性骨腫瘍=ガンが骨に転移したもの=末期がん

ガンの持病がなかったまたは完治していたはずなのに、整形外科で初めてガンの骨転移が見つかるというのは、原因は何だが分からないけど末期がん・・・

整形外科の病気は基本的にすぐに命に関わる病気が少なくストレートに診断をお伝えできる病気がほとんどです。

しかし、ガンの骨転移を見つけてしまうと、未だに患者さんを不安にさせず上手く説明するのを難しいと感じてしまいます。

それがまだ中年くらいだとガンさえなければまだ数十年生きれるのにと思うと、本当に残念でなりません。

何でもっと早く見つけられなかったのかなと・・・

確かに、健診でも末期になるまで見つけにくいガンもあります。

しかし、毎年1回でも人間ドックを受けていたら早期がんで見つけられて完治できたかもしれません。

最近、持病が何もない40代の方が当院に初診でいらした時にはガンの骨転移が見つかり末期がんと診断しなければならない、そんな気の毒な方に出会いました。

是非、皆様は私は大丈夫と思わず、毎年人間ドックでしっかり調べましょう。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 

2020/8/13 ビタミンD足りてますか?

 
 
 

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

梅雨が明けて本格的な夏が到来しましたね。

日差しも強く藤沢でも最高気温が30℃を超える真夏日が続いています。

患者様とスタッフをコロナに感染させるわけにはいかないの、常時窓とドアは開けっ放しです。

クーラーも効きにくく過ごしにくい院内環境に申し訳ないところです。

さて、そんな日差しが強い毎日ですが、私はインドアスポーツの空手が趣味で、真夏の強い日差しが苦手です。

そんな、日焼けしない肌なので、先日ビタミンDの検査をしたところ、ビタミンD欠乏症でした。

予想はしていましたが、父である理事長よりもかなり低かったことにがっかりしました。

そんなビタミンDですが、3つほど重要な強くするという働きがあります。

1.骨を強くする

2.筋肉を強くする

3.免疫力を強くする

ビタミンDが少ないだけで、骨粗しょう症になったり、コロナにかかりやすくなったり悪いことがいっぱい起こります。

例えば、ビタミンD不足ではカルシウムたっぷりの食事を摂っても腸でカルシウムの吸収が上手くできず、血液中のカルシウムが減ります。

すると、脳が慌てて副甲状腺刺激ホルモンを出して、骨からカルシウムを取り出し、血液中のカルシウム濃度を維持しようとします。

結果として、カルシウムを失った骨は弱くなるというのが、ビタミンD不足からの骨粗しょう症の流れです。

実はビタミンDはこれだけ重要なホルモンなのです。

ホルモンと聞くと、女性ホルモン、男性ホルモン、成長ホルモン、副腎皮質ホルモン・・・とどれも体にとても大事なものだということは分かりますね。

しかし、ビタミンDはなぜかビタミンとついているからなのかないがしろにされがちです。

そんな、軽視されがちなビタミンDですが、他のビタミンCなどと違って、他のホルモンと同様、ほとんどが食べ物から補充することが難しいのです。

なので、アメリカでは牛乳にわざわざビタミンDが添加されているらしいですが、日本の食料品には添加されていません。

では、ビタミンDは何で作られるかというとほとんどが日光(紫外線)によって皮膚で、作られます。

お仕事で日中はこもりっぱなしや日焼けや紫外線が苦手な方はなかなか日焼けしてビタミンD不足は改善を図るのは難しいと思います。

私も紫外線は苦手な方なので、諦めてビタミンDの薬を毎日内服しています。

それからは、もともと毎月のように風邪を引いていたのですが、ビタミンDを飲み始めてから数か月以上、全く風邪を引かなくなりました。気持ち筋肉量も増えた気がします。

あと、患者様から「いつまで飲んだらいいの?」と良く聞かれますが、真っ黒に焼ける気がないなら一生飲み続けましょうとお話ししています。

もちろん私も真っ黒に焼けることができる肌ではないので一生飲み続ける覚悟があります。

それくらいで骨粗しょう症と感染症と筋力低下が防げるのであればお安い御用です。

ビタミンDは血液検査で簡単に調べられます。もちろん当院でも検査可能です。

真っ黒でない人で将来の健康に不安を感じる方はお勧めですよ。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 

2020/8/10 新型コロナウイルス感染症の現状

 
 
 

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

これから定期的に症例報告をしていこうかと思います。

最近印象に残った症例はポストポリオ症候群というものです。

ポリオウイルスによる感染症は60年前に国内流行し、その後ワクチンのおかげでここ40年は国内感染事例はなしという、ほぼ国内の医師は見たことがないくらいの珍しい病気となっています。

さて、そんなポリオですが、私も国家試験や研修医の時にほぼ撲滅されたがワクチンを接種しているという程度の記憶でしかありませんでした。

とある日の診療で、初診で来られた方が小児期にポリオに感染したことがあるので、自分で調べたところポストポリオ症候群ではないかというのです。

ポストポリオ症候群という疾患すら初耳だったのですが、確かに調べてみると症状から言っても矛盾しない所見でした。

体には筋肉を動かすための神経と痛いとか触れたとかの感覚を伝える神経の2種類があります。

ポリオは動かすための神経の神経の根っこを好み住み着いくため、手足の一部に麻痺が起こります。

感染が落ち着くと、別の場所から徐々に細い神経の枝がダメになったところまで伸びてきて麻痺が改善します。

しかし、数十年使っていると徐々に枝分かれしてきた細い神経がダメになってしまい、再び麻痺が起きてくる、これがポストポリオ症候群ということでした。

診断には神経伝導速度検査や筋電図検査が必要になり、感覚の神経は問題なく、運動の神経だけやられていました。

今回のケースも、ポリオの時に起きた場所と同じ場所が再度麻痺が起きたことからもポストポリオ症候群の可能性が高いと考えています。

今回は今後一生出会うこと可能性がほとんどない疾患に出会う経験をしました。

患者さん本人からポリオで麻痺が同じ部位に起きていた過去とポストポリオ症候群というものを教えて頂けなければなかなか診断までは難渋したのではないかと思い、いくらでもインターネットで調べられる現在は患者様の特定の病気を疑っているというお声は以外と大事だと身に染みて感じました。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 

2020/7/30 患者様が名医?

 
 
 

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

これから定期的に症例報告をしていこうかと思います。

最近印象に残った症例はポストポリオ症候群というものです。

ポリオウイルスによる感染症は60年前に国内流行し、その後ワクチンのおかげでここ40年は国内感染事例はなしという、ほぼ国内の医師は見たことがないくらいの珍しい病気となっています。

さて、そんなポリオですが、私も国家試験や研修医の時にほぼ撲滅されたがワクチンを接種しているという程度の記憶でしかありませんでした。

とある日の診療で、初診で来られた方が小児期にポリオに感染したことがあるので、自分で調べたところポストポリオ症候群ではないかというのです。

ポストポリオ症候群という疾患すら初耳だったのですが、確かに調べてみると症状から言っても矛盾しない所見でした。

体には筋肉を動かすための神経と痛いとか触れたとかの感覚を伝える神経の2種類があります。

ポリオは動かすための神経の神経の根っこを好み住み着いくため、手足の一部に麻痺が起こります。

感染が落ち着くと、別の場所から徐々に細い神経の枝がダメになったところまで伸びてきて麻痺が改善します。

しかし、数十年使っていると徐々に枝分かれしてきた細い神経がダメになってしまい、再び麻痺が起きてくる、これがポストポリオ症候群ということでした。

診断には神経伝導速度検査や筋電図検査が必要になり、感覚の神経は問題なく、運動の神経だけやられていました。

今回のケースも、ポリオの時に起きた場所と同じ場所が再度麻痺が起きたことからもポストポリオ症候群の可能性が高いと考えています。

今回は今後一生出会うこと可能性がほとんどない疾患に出会う経験をしました。

患者さん本人からポリオで麻痺が同じ部位に起きていた過去とポストポリオ症候群というものを教えて頂けなければなかなか診断までは難渋したのではないかと思い、いくらでもインターネットで調べられる現在は患者様の特定の病気を疑っているというお声は以外と大事だと身に染みて感じました。

藤沢市の整形外科 イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 院長 渡邉順哉

 

新体制から1年

 
 

 

こんにちは。院長の渡邉順哉です。

私が院長に就任してから1年が経過しました。

しばらく集合写真を撮っていなかったのでマスクをしながらですが、撮影しました。

本当に色々あった1年でした。

ちょうど1年前は常勤スタッフは事務3名+PT2名からのスタートでした。

院長に就任して新メンバーで電子カルテ、運動器リハビリテーション、改装などなど・・・

既存の患者様がいながらのシステム作りは本当に大変でした。

1年前に一緒についてきてくれたメンバーはまだ残ってくれています。本当に感謝しかありません。

気が付いたら一緒に働いてくれるメンバーが、事務が6人、PTが5人(1名産休)、放射線技師が1人、非常勤看護師が2名まで増えました。

平均年齢がまだ20代のスタッフ達ですが私は全く不安を感じません。

事務スタッフは1年前からのスタッフもとても頼もしく成長し、新卒のスタッフも指導をばっちり受けられぐんぐん成長してきています。

当院のメンバーは皆仲が良く院長としてスタッフ間のもめ事で悩むことがないのでとても気持ちよく働けています。

これからもメンバーに感謝しながら一緒に地域一頼られる整形外科を目指して成長していきます。

院長 渡邉 順哉

 

第8回 JRO触察勉強会 開催【薄筋・縫工筋】

 
 

 

2020.6.29

定期的に触察勉強会を開催しております。

技術・知識を共有し、スキルアップを図ることで患者さんに還元していきたいと思います。こんにちは。理学療法士の駿藤です。

今回は薄筋・縫工筋の触察を行いました。

上の写真は薄筋を伸長させているところです。股関節を最大外転することで、視覚的にもパンと張り、触察しやすくなります。

薄筋は内転筋の中で最も表層に位置し、大腿部の最も内側に位置する筋となります。

下の写真はエコーを用いて筋マッピングの位置が正確かどうか、また隣接している筋や骨との位置関係を確認しています。

当院では定期的に触察勉強会を開催しております。技術・知識を共有し、スキルアップを図ることで患者さんに還元していきたいと思います。

 

第7回 JRO触察勉強会 開催【内側広筋・大内転筋・長内転筋】

 
 

 

こんにちは。理学療法士の駿藤です。

今回は内側広筋、大内転筋、長内転筋の触察を行いました。

内側広筋と内転筋は密接に関係しています。内側広筋の起始付近には筋腹を覆う起始腱膜があり、大内転筋の停止腱膜と融合して広筋内転筋板を構成しています。

そのため、内転筋に収縮を入れながら膝を伸展させることで、より効率的にトレーニングをすることができるといえます。

当院では定期的に触察勉強会を開催しております。技術・知識を共有し、スキルアップを図ることで患者さんに還元していきたいと思います。

2020.6.15

 

第6回 JRO触察勉強会 開催【中殿筋後部線維・外旋六筋】

 
 

 

こんにちは。理学療法士の駿藤です。

今回は中殿筋後部線維と股関節の外旋六筋の触察勉強会を開催しました。今回は院長も参加してくれました。

写真は院長が梨状筋の筋腹を触察しているところになります。梨状筋は思っているよりも非常に触察しにくい筋となります。

その理由は3つあります。

①梨状筋は大殿筋の深層に位置している

②大殿筋の走行方向とほぼ同じ

③受けとなる骨がない

以上のことから経験のある理学療法士でもしっかり触れている方は少ないと思います。

触察のポイントをまとめますとポイントは3つあります。

①中殿筋の下縁と梨状筋の上縁は隣接しているので中殿筋下縁を確認後、その下部にある筋を確認する。梨状筋の下縁は上双子筋の上縁と隣接しているので、上双子筋上縁を確認後その上部に位置する梨状筋の下縁を確認する。(上双子筋の線維束方向は内外側方向に走行しているので大殿筋との鑑別ができる)

②股関節を伸展・内旋位に保持することにより梨状筋を伸長させる

③受けとなる骨がある、大腿骨後面を確認する

以上のように筋・骨を三次元的に理解していることにより、正確に評価・治療アプローチすることができます。

当院では定期的に触察勉強会を開催しており、技術知識を共有し、スキルアップを図っております。

2020.3.15

 

第5回 JRO触察勉強会 開催【大殿筋、中殿筋前部繊維】

 
 

 

こんにちは。理学療法士の駿藤です。

今回は殿部の表層を覆う大殿筋とその深層に位置する中殿筋前部繊維の触察を行いました。

皆、真剣に筋の触察を行っています。

今回も有意義な勉強会になりました。

 

 

次回は、中殿筋、外旋六筋を予定しております。

2020.2.3 理学療法士 駿藤友也

 

川崎横浜北部整形外科 医療連携会

 

 

こんにちは。院長の渡邉順哉です。

講演の題材が気になってたいため、藤沢から少し離れた川崎で行われた講演会を聞きに行ってきました。

ばね指をメスで切らずに注射針で腱鞘を切除する方法など目に鱗でした。

さらには、発売後もうすぐ1年経つイベニティ注射ですが、注射は1年間という制限がありました。骨粗鬆症の治療薬の中でも最も効く薬です。

しかし、注射が終わった後どの薬を次に使っていくかがはっきりしていませんでした。

今回の講演で、イベニティ終了後はアレンドロン酸(ボナロン)でしっかり骨折予防効果がアレンドロン酸だけの場合より上がることがはっきりしてきました。

今回の講演は今後の診療に役立つ内容でとてもためになりました。

今後も知識のアップデートは続けて参ります。

2020.1.21

 

 

第4回 JRO触察勉強会 開催【頭板状筋・頚板状筋・頭半棘筋】

 

 

こんにちは。理学療法士の駿藤です。

今回は頭頸部の深層に位置する頭・頚板状筋、頭半棘筋の触察勉強会を開催しました。

これらの筋は最も表層に位置する僧帽筋(よく肩こりになる筋)の深層に位置する筋となり、頭部と頸椎・胸椎を支える重要な筋となります。

深層に位置する筋は触知が難しく、筋の走行方向や作用を理解し、指の当てる方向や、筋の収縮を確認しなければ触知することは困難といえます。また、表層に位置する僧帽筋や胸鎖乳突筋に覆われていない領域が存在するので、そこから触知することで容易に確認することができることを今回はお話しさせていただきました。

今回も有意義な勉強会になりました。

2020.1.20 理学療法士 駿藤友也

 

横浜市空手道選手権大会 救護

 

 

 

こんにちは!院長の渡邉順哉です。

院長になって2回目の横浜市の大会。

1000人規模、12コートで行う市町村レベルではかなり大規模な大会です。

いつも通り、救護医+形選手+保護者でした。

ただ今回は新しいことがありました。

1点は当院の理学療法士の駿藤さんが手伝いに来てくれたことです。たくさん手伝ってくれて大変助かりました。

いつの間にか写真も撮ってもらっていました。

 

もう1点は、エコー検査機を導入できたことです。

昨年末に2台目で持ち運びに便利なタイプを購入したため、ついに大会でも使用可能となりました。

今まで、触診でしか怪我の状態を評価できなかったのが、今回はエコーがあるお陰でとても心強かったです。

試合中に床に手をついてから指がポキポキ引っかかって痛いという男性は診察では腫れと圧痛しか分かりませんでしたが、超音波で骨折+亜脱臼が診断できました。ただ、診療所のように固定具がないので、割り箸をちょうどいい長さに切って添え木にして固定して、明日整形外科に受診するように指示しました。

試合中に足の指をぶつけて痛がってる男児。何やら数日前から同じところが痛かったようで接骨院では折れていないと言われたと(柔整師が診断するのは本当は医師法違反なのですが・・・)。そこでエコーで見ると圧痛部位に一致して剥離骨折が見つかりました。テーピング固定して、翌日整形外科への受診を指示しました。

画像診断が難しい現場でもエコー1台あるだけでかなりの情報の差が出てくるので今後も大会救護活動などでも積極的に活用していきたいと思います。

 

ちなみに大会成績は・・・形選手として、参戦しましたが、あえなく初戦敗退でした・・・

その代わり、長女、次女がメダルを取って喜んでいたのでまぁ良かったかなと。

ちょっと悔しかったので、また鍛え直して次回は救護だけでなく選手も頑張ります!

明日から、また通常診療も頑張ります。

 

2020.1.13 院長 渡邉順哉

 

 

第3回 JRO触察勉強会 開催 【腸肋筋・最長筋・多裂筋・棘筋・半棘筋】

 

 

こんにちは。理学療法士の駿藤です。

今回は体幹の治療をする上で欠かすことのできない脊柱起立筋(腸肋筋・最長筋)と多裂筋・棘筋・半棘筋の触察を行いました。

リハビリスタッフも増え、皆真剣に取り組んでいました。

下位胸椎から上位腰椎にかけて腸肋筋は最長筋の表層にも存在していることや腸肋筋の外側縁は腰椎レベルでは後外側方まで筋が位置していることから、治療を行う際にも後方からだけでなく後外側方からアプローチをしていく必要があることをお話しさせていただきました。また多裂筋は腰椎から第3正中仙骨稜にかけて筋腹は最も厚く触知しやすい場所で知られており、脊柱や骨盤の安定性に加え、下肢の運動時の安定性にも寄与していることからリハビリの治療や評価を行う上で重要な部位となります。

少し専門的な話になりましたが、治療をする上で触知できるとできないとでは治療効果も変わってくるので、スタッフ全員で情報を共有し、当院のリハビリの質の向上に努めていきます。

ちなみに、勉強会の名前はイノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックの頭文字をとり、

 

順       Jun

リハビリ  Rehabili

整形外科  Orthopedic

JRO触察勉強会と命名しました。

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

2020.1.9 理学療法士 駿藤友也

 

新春 スタッフ勉強会

 

 

こんにちは!

ミーティングは回数を重ねてきましたが、事務スタッフからもっと整形外科のことを知っておきたいという声をもらっていました。

確かに、なかなか教える機会が作れていなかったことに反省し、第1回勉強会を企画しました。

事務スタッフ向けの簡単な整形外科の教科書を購入し、コピーして配布し、教科書をスクリーンに投影しながら説明しました。

欠席した方、聞き逃した方や、復習したい方のために、勉強会を録画して後でもまた見れるようにしました。

第1回は「骨・関節」について、全身の骨と関節の名称など基本的なところをゆっくり講義しました。

皆さん真剣に勉強してくれて嬉しく思います。

できる限り定期的に開催して、スタッフの知識のレベルアップに貢献できればと思っています。

 

2020.1.7 院長 渡邉順哉

 

新年、明けましておめでとうございます。

 

 

院長の渡邉順哉です。

昨年は大変お世話になりました。

今年は、昨年以上に患者様に「ここに来て良かった」と思って貰えるように、日々進化して参りたいと思います。

困っている症状があれば、親身になって診察させて頂きますので、是非一度ご来院ください。

※写真は藤沢駅から見えた初富士です。

2020.1.4 院長 渡邉順哉

 

今年1年大変お世話になりました

 

 

 

こんにちは!院長の渡邉順哉です。

今年は12月29日(土)で仕事納めです。

一年の締めくくりとして、職員全員で診療後に大掃除を行いました。

私は、トイレを綺麗にしました。

大掃除後は藤沢で忘年会を行いました。

4月に体制が変わり、改装もあったり、目まぐるしく変化した1年でしたが、しっかり付いてきてくれたスタッフ達を多少なりに労いになったかと思います。

今年一年大変お世話になりました。

来年も何卒宜しくお願い致します。

2019.12.29 院長 渡邉順哉

 

歓迎会

 

 

理学療法士の駿藤です。

今回、新しい仲間が入職しましたので、歓迎会を開催しました。職員全員が本当に仲がよく、皆さん楽しく飲んで楽しい時間を過ごしていました。

企画していただいた院長、高橋さんありがとうございました。

私は変な顔をしていますが、とても楽しんでおります。

2019.11.29 駿藤 友也

 

全体ミーティング 開催

 

 

こんにちは。

理学療法士の駿藤です。

私たちは医療の質の向上、診察や業務の効率化を図るために毎週金曜日に全体ミーティングを開催しております。

今後も患者様により快適かつストレスなく受診していただき、”皆がここに来てよかった”と思っていただけるようなクリニックにしていきたいと思っております。

2019.11.22 駿藤 友也

 

第2回 触察勉強会 開催【棘上筋・棘下筋・小円筋】

 

小円筋の起始部を触察しているところです

 

理学療法士の駿藤です。

今回は肩関節の治療をする上で欠かせない棘上筋、棘下筋、小円筋の触察を行いました。

これまでも治療場面で触知していたと思いますが、改めて全領域触り分けることで、今まで気づくことができていなかったことや新たな情報を伝えることができたと思います。

これからも理学療法士にとって基本であり、治療や評価の向上に役立つ技術をスタッフの皆に伝えていきたいと思います。

 

当院の理学療法士は2名でしたが、11月に1名入職し、3名体制となりました。より一層、運動器リハビリに力を入れてまいりたいと思います。

次回の触察勉強会は12月5日に開催予定となっております。

2019/11/21 駿藤 友也

 

院内勉強会

 

こんちには!

今回は、昼休みの当院の取り組みをご案内します。

整形外科経験のあるスタッフがギプスなどの骨折の固定の勉強会を開いてくれました。

整形外科経験のある方、他科の経験はあるが整形外科経験はない方、医療機関自体が初めての方など知識の差がどうしてもスタッフ間で出てきてしまいます。

今後もこういった勉強会を定期的に開いて、スタッフには知識の幅を広げていって貰えれば嬉しい限りです。

当院の事務スタッフは平均年齢が20代の若手集団です。

若い分、覚えることも早くどんどん吸収して、頭の柔軟性も良いので様々な提案で患者様の満足度向上に頑張ってくれています。

 

2019.11.7 院長 渡邉順哉

 
 

日本骨粗鬆症学会

 

 

こんにちは!院長の渡邉順哉です。

100年に一度といわれた猛烈な台風19号。

被害にあわれた方のご冥福をお祈りいたします。

・・・さて、台風直撃の日、私は神戸に来ておりました。

骨粗鬆症学会のポスター発表だったのですが、飛行機が欠航、新幹線も運転見合わせだったため、車で9時間掛けてたどり着きました。

現時点で最強で最新の骨粗鬆症治療であるロモソズマブ製剤の使用報告をして参りました。

発売後の月日があまり経っていないため、発表自体3件くらいでしたが、当院の使用報告例が最多でした。

結果としては他の製剤の使用経験と比較しても、短期でかなり骨密度を上昇させる効果があることが改めて分かりました。

血液検査でも骨形成マーカー(骨を作る力)を上げ、骨吸収マーカー(骨を壊す力)を抑えるという効果も顕著に表れていました。

来年は骨粗鬆症学会認定医を目指して参ります。                                  2019.10.13 院長 渡邉順哉

 
 

納涼会

 

こんにちは!院長の渡邉順哉です。

新体制になって初めての納涼会を開きました。

日頃頑張って頂いているスタッフに向けて、美味しくて有名な焼き肉でおもてなしさせて頂きました。

当院のスタッフは仲が良く、食事中も会話も弾んでいました。

2次会では事務スタッフの誕生日を祝ったりと、スタッフ間の絆も深まったように感じます。

このチームワークの良さを生かし、さらに患者さんだけでなくスタッフからも「ここに来て良かった」と思ってもらえるクリニックを作って参ります!

2019.9.21 院長 渡邉順哉

 
 

第1回 触察勉強会【僧帽筋】

僧帽筋下部線維の外側下縁を触察しているところです

緑:僧帽筋上部線維
青:僧帽筋中部線維
赤:僧帽筋下部線維

理学療法士の駿藤です。

先日、理学療法士スタッフの知識・技術の向上を目的に 筋・骨の触察勉強会を開催しました。

今回は僧帽筋の上・中・下部線維、腱鏡をテーマに触察を 行いました。本から学ぶことも多くありますが、筋を横断している感覚や筋と腱の触察感の違い、線維束方向など実際にスタッフの手を取り、実技を行うことでより多くの情報を得ることができ技術の向上に繋がるといえます。

僧帽筋とは首から背中まで大きく覆っている筋になりますので、肩こりや、鞭打ち、背部痛など痛みの原因となっていることを多く経験します。             そのため、僧帽筋は背中の治療をする上でとても重要な部位と言えます。

触察後には僧帽筋の治療法を行いました。

今後もスタッフの知識・技術の向上を目的に定期的に勉強会を開催してまいりたいと思います。

 

2019.9.19 理学療法士 駿藤

 
 

カンファレンス

カンファレンス風景

理学療法士の駿藤です。

当院では患者様の状態について画像を見ながら、医師と理学療法士で話し合い、治療の方向性を決めたり、質問する場をカンファレンスとして設けています。

それにより患者さんの治療経過に合わせた最良の医療を 提供できるように努めております。

これからも皆が満足していただけるクリニックを目指して、日々の診療や業務の効率化を図っていきたいと思います。

2019.9.17 理学療法士 駿藤

 
 

ハイドロリリースを始めました

こんにちは、院長の渡邉順哉です。

最近、テレビでも良く取り上げられるようになった筋膜リリースですが、注射で視覚的に行える筋膜リリース、それがハイドロリリースと良く呼ばれている治療法です。

元々、私は以前の職場から超音波検査を外来で行っており、超音波検査には慣れていしたが、外来患者数の多さからなかなか注射まで応用できていませんでした。

これまでも、肩の石灰沈着性腱板炎などは超音波検査で見ながらピンポイントに注射を打つと劇的に痛みが良くなるため、喜ばれてきました。

この度、当院の外来診療にも慣れてきたため、ハイドロリリースを導入することにしました。

始めたきっかけは、注射でも何でもいいから今すぐに痛みが取れる治療を希望された急性腰痛の中年男性の方に対して、行ったのが始まりでした。

その方は、腰が痛くて立つのもゆっくり支えながらでやっとという状態でした。

押して痛い箇所(脊柱起立筋)を超音波検査で確認しながら、その筋膜に生理食塩水に少量の局所麻酔薬(保険診療で行うためには一緒に打つ必要があるため加えていますが効果は求めていません)を加えた注射液を、ピンポイントで注射します。

上の写真の赤い矢印のところが筋膜で、そこにピンポイントで注射をすると下の写真のように筋膜が広がっていくのがよくわかります。

ほとんど水なので安全性はとても高いのですが、効果の程は・・・と思ったら打った直後から動いても痛みがない。立ち上がるのも全く痛くないと感動されていました。

局所麻酔剤が効く量ではないですし、効くには早すぎるので生理食塩水によって痛みのある筋膜が剥がされ筋膜の滑走性が得られたからかと思われます。

その後も、腰痛や背部痛や頚部痛、手の痛みなど、押して痛みのある筋肉の痛みについてハイドロリリースを10人以上に行っていますが、今のところの全ての方に注射直後から筋肉の痛みの除痛効果が個人差はあるものの得られています。

今までも、超音波検査なしでのトリガーポイント(押して痛みのある部位に局所麻酔剤を打つ)注射は行っていましたが、感覚的には局所麻酔剤は少量のみのハイドロリリースの方が圧倒的に効いている印象があります。

藤沢ではまだハイドロリリースを行っている整形外科は珍しいかと思います。初回は保険診療で行えます。1回目で痛みが良くなる方もいますが、何回も打たないと聞かない方もいます。2回目以降は超音波検査を併用するハイドロリリースは自費になります。超音波検査を使用しないトリガーポイントについては保険診療で行えますが、筋膜には正確に打つのは困難なため、効果には差が出てしまうかと思います。

ご興味のある方は院長の私に一度ご相談下さい。

※効果には個人差がありますので、一度で症状が大幅にしない場合もございます。

2019/9/10 院長 渡邉順哉

 

 
 

地元の学会に行ってきました

 

こんちには、院長の渡邉順哉です。

今回は藤沢市のお隣、鎌倉市の講演会に行って参りました。

診療が少し長引いてしまい、後半の半分くらいしか聞けませんでしたが、とても目から鱗で勉強になりました。

専門医を取っても、日々新しい薬や治療法が開発される昨今、定期的にこういった講演会に参加して知識のアップデートは必須です。

今回は骨粗鬆症の治療について埼玉の大学の先生が講演にいらしていました。

今年2月に発売になってまだ日の浅い骨粗鬆症治療薬であるロモソズマブ製剤ですが、やはり前評判通りの良い薬です。

どういった患者様に進めるべきなのか、SERM製剤、ビスホスホネート製剤、デノスマブ製剤、テリパラチド製剤との使い分け、切り替え方などとても興味深い内容でした。

中でも、整形外科医が注目してきたビタミンD製剤ですが、講演されてた先生曰く、ビタミンD製剤以上にカルシウムを800㎎くらいは毎日摂取することを特に強調されていました。

カルシウムを多く摂取するには小魚や豆腐、牛乳、小松菜が良いでしょう。

また、ロモソズマブ製剤を除く骨粗鬆症治療薬は全て運動なくして骨は強くならないそうです。骨密度は腰椎については座っていても負荷が掛かり強くなりますが、大腿骨は運動しないと強くなりませんから、頑張ってウォーキングしたりなどしてしっかり大腿骨にも負荷を掛けて強くしていきましょう。

骨粗鬆症の治療法はまだまだガイドラインでも決まっていない部分は多いので、結構主治医の適格な判断が求められます。

当院ではなるべく、患者様に最適な治療法をご提案させて頂きます。

骨粗鬆症がご心配のような方は、お気軽にご相談下さい。

2019/8/30

 

 
 

ついにトイレも綺麗になりました!

 

令和元年5月に院内はリフォームしまして、33年の月日を経て綺麗になったのに、トイレが同時に改修できずに残念でしたが・・・

いつも皆様に綺麗にご利用頂いていた古いトイレですが、

本日、ようやく綺麗になりました。

今までは、女性が狭い個室トイレから出てきたら、男性が小便器を使っていて鉢合わせるというトラブルがありとても不評でした・・・

今回の改修では、車椅子や歩行器が必要な方でも使いやすいようにと患者様の利便性を考えながら改修しました。

男女共用トイレで、車いすや歩行器でも広々使え、2枚扉で広く開けられるようにしました。

また、照明も人感センサーにしましたので、いちいち壁のスイッチを押す必要がなくなり快適です。

写真では小便器側には手摺がまだ付いていませんが、しっかり取り付けますのでご安心下さい。

今後とも当院にいらした際はトイレを快適に綺麗にご利用下さいませ。

2019.8.26

 
 

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック 運動器リハビリ紹介

ストレッチポール

今回は、運動器リハビリでよく使われるストレッチポールを

紹介したいと思います。

これは様々な使い方があり、肩凝りがある方や腰が痛い方、

背筋が伸びない方など様々な疾病の患者さんに有用な便利な

道具なのです。

ただ背中で棒を転がすだけではなく様々な使用方法がありま

すので、運動器リハビリに来られた際には国家資格を有する

理学療法士が丁寧にご指導いたします。

おからだに痛みなどのお悩みがある方は、

藤沢の当整形外科にお気軽にご相談ください。

2019/8/16

 

 
 
 
 
 
 

 

第23回 運動器系体表解剖セミナー 講師業務

会場風景
今回は受講生が80名弱参加されています

触察のデモンストレーション中

理学療法士のすんとうです。

私が所属しております、一般法人社団 体表解剖学研究会の研修会にて講師のお仕事がありましたので紹介をしたいと思います。

このセミナーの内容としましては2日間にわたり、筋・骨格・神経の解剖学的特徴の理解に加え、その組織を正確に触知するための技術実習まで一貫して行います。

基礎的なことではありますが、治療をする上で痛みの部位を正確に特定することができることは、整形外科疾患にとって、とても重要なことといえるのです。

理学療法士 駿藤

 
 

夏休みを頂きました

こんにちは。院長の渡邉順哉です。

スタッフと理事長に当整形外科をお願いして夏休みを頂き、火曜~土曜まで北海道に家族旅行に行って参りました。

北海道はこっちほど湿度は高くなかったですが、同じくらい暑かったです。

サクランボ狩りや昭和感を漂わせるテーマパーク、水族館に動物園、プロジェクションマッピングの美術館、アイスパビリオンなど、子供が楽しめるところに行ってきました。

長男が2歳になり色々理解できるようになってきたので、飛行機や帯広の水族館が楽しかったようです。

お休みを頂いて心も体もリフレッシュできたので、また週明けから診療を頑張ります。

受診してみたら院長は不在だった方はご迷惑をお掛け致しました。

当整形外科はお盆も休まず診療を行いますので、お困りの際はいつでも藤沢の当院にご相談下さい。

2019/8/3  院長 渡邉順哉

 
 

体表解剖学研究会東京スタッフ勉強会への参加

上腕三頭筋の筋の触察

エコーにて正確な筋の位置を確認中

理学療法士のすんとうです。

一般法人社団 体表解剖学研究会の東京スタッフ勉強会に参加してまいりました。

今週末に研修会の講師業務があり、その準備も兼ねて、今回は腕を伸ばす筋肉で重要な上腕三頭筋の触察を行いました。

その後、エコーを用いて正確に触察できているか、3次元的に筋の構造を勉強してまいりました。

治療する上で筋の位置関係を正確に理解しているかどうかということは、治療効果にとても影響を及ぼします。

当院では院内で勉強会を開催し、治療技術の向上を図っていきたいと思います。

2019/7/26 PT 駿藤

 
 

かわいい患者さんからの贈り物

渡邉順哉院長とベニクラゲちゃん

 

先日、かわいい患者さんから              院長と当院のマスコットであるベニクラゲちゃんとの   似顔絵をいただきました。

とても上手に描けていますね。

ベニクラゲは動物界で唯一”若返る”ことができる生き物なのです。

皆様が当院に来ていただき心身ともに健康になり、    笑顔になっていただけるように、私たちスタッフ一同、  最善の医療を提供してまいります。

2019/7/18 スタッフ一同

 
 

学会に参加

 

院長の渡邉順哉です。

東京の学会に参加してまいりました。

今回のテーマはデュロキセチン、サインバルタについてです。

サインバルタは個人的にとても効く使いやすい薬と思っています。

うつ病について先に認可が取れて使われていますので、うつ病の薬というイメージがある医療関係者もまだまだ多い薬ですが、痛み止めとしてはかなり優秀です。

腰部脊柱管狭窄症の痺れや痛み、変形性関節症による膝や股関節の痛みなど、さまざまな慢性の痛みに効果が期待しやすいという大きなメリットがあります。

なかなか通常の痛み止めで効かない、もっと痛みが取れないかと悩まれている方は藤沢にある当整形外科にいらして下さい。

2019/6/30 院長 渡邉順哉

 
 

横浜市空手道大会 選手&救護ドクター

こんにちは。院長の渡邉順哉です。

十数年以上に渡り年2回出場している横浜市の空手の大会です。

関内にある横浜市文化体育館で行います。

午前中の最初だけ形の選手として出場して、あとは大会救護医師として赤いビブスを付けて救護活動をしました。

選手の結果は、準決勝と3位決定戦でともに2対3で敗れ4位とメダルも逃してしまいました。横浜市では過去最高が2位なので、次こそは初優勝を目指したいと思います。

そして、大会救護でですが、延べ1000人以上が出場するので、コートが12コートもあります。

以前は試合中に怪我した選手がいると審判が笛で呼んでくれていましたが、遠いコートだとなかなか気付かずに駆けつけるのが遅くなってしまっていました。

そこで、ワイヤレスコールボタンを各コートに設置し、それを押せば医師のスタンバイしている場所でどこのコートで呼んでいるのかも直ぐに分かるというシステムを導入してもらいとてもスムーズに行えるようになりました。

大会側が用意してもらえるのは、せいぜいアイシングとテーピングと消毒とカットバンや止血用の綿程度です。

もちろん検査はできないですから、身体所見だけである程度推測で競技続行か、今日中に受診した方がいいのか、週明けまで待って受診か、それとも受診もしなくていいのかの判断が大事になってきます。

私が大会ドクターを仰せつかった6年前はまだまだ脳震盪や骨折で救急車を呼ばなければならない選手もちらほらいました。

しかし我々救護再度からフィードバックすることで、徐々にルール改定や審判が怪我しそうな技について厳しく反則を取ってくれるように徐々に変わり、最近は大きな怪我がずいぶん減ってきたように思います。

怪我が多いスポーツだとなかなかオリンピック競技としても存続の問題もあるなど世界空手道連盟を始めとして全日本空手道連盟もより怪我が少ない競技を目指しているようです。

救護に当たる立場としては、是非より安全なスポーツになってもらえるのは大賛成です。

今後も空手に対して関われる整形外科医として活動を続けて参ります。

そんな、空手や他のスポーツで怪我をされた方、藤沢の当整形外科へご相談下さい。

2019/6/23 院長 渡邉順哉

 
 

ハッピーバースデー

こんにちは。院長の渡邉順哉です。

本日、午後お休みを頂き妻の誕生日を夫婦水入らずで祝って参りました。

本当はSALONE2007という中華街にあるレストランが好きで、2年くらい行けていなかったので今年こそとは思っていました。

しかし、私も妻も午前の仕事を終えてからなのでどうしても予約に間に合わず今年も断念…

それでも、ランドマークの最上階レストランからの景色はとても素晴らしかったですね。

こうやって2人だけでの食事は年に数回しかありませんが、夫婦関係を維持するには大事なことだと個人的には思っています。

家族を大事に出来ない人間が、患者様やスタッフを本当に心から治療は出来ないと思います。

フルタイムで働いている妻に大部分の家事と育児をやって貰えているからこそ、私は院長として仕事にも打ち込めているのだと自覚しています。

そんな妻には感謝しかありません。
 

さて、藤沢から横浜までそんなに遠くはありません。

是非、当整形外科のブログを思い出して、横浜にもいらしてみて下さい。SALONE2007はお勧めです。

2019/6/14 院長 渡邉順哉

 
 

空手戸塚区大会

 

 

こんにちは。院長の渡邉順哉です。
 

実は、趣味として20年以上空手を続けています。

 

横浜市の戸塚区の大会に出場しました。

来年オリンピック競技に初めて採用される空手ですが、形と組手の競技があります。

 

組手は相手と1対1で戦いポイントを取って競います。

 

形は100種類以上ある形から得意な形を選んで演武し、力強さやスピードや技の技術などで評価して、より優れている方が勝ち上がるという競技です。

組手も好きですが、一人で黙々と没頭できる形の方が好きで20歳の頃から毎年欠かさず大会に出場しています。

今回は組手も選手不足だったため当日参加することになりました。

結果は、高校・一般成年男子の部の形で優勝、組手は3位でした。

といっても、出場者数が4人しかいませんでしたが。

長女と次女も出場してもらい、徐々に上手くなってきて嬉しく思います。

 

実は、研修医の頃、藤沢市の長後に2年間住んでいました。

湘南台の空手道場に通っては藤沢の秩父宮体育館でしている藤沢市空手道大会にも2年くらい参加させて頂いたのも今では懐かしい思い出です。

今後も、空手バカの整形外科医として医師としても空手家としても頑張って参ります。

空手はもちろん、空手以外のスポーツで怪我・故障された方は是非藤沢にある当整形外科にいらして下さい。

 

                           2019.5.25 院長 渡邉順哉

 

 
 

開催 第4回「明日から臨床に 活かせる触察セミナー

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士の駿藤です。

千葉県館山市にあります、

たてやま整形外科クリニックの会場をお借りして、

理学療法士の高橋さんとセミナーを開催させて

いただきました。

 

今回で4回目の開催となり、リピートして受講してくださる

先生方もおり、大変嬉しく思います。

私たち二人は体表解剖学研究会に所属しており、

筋・骨格・神経の構造を理解し、

組織を正確に触察し触り分けることができます。

正確に触察できるということは正確な治療ができ、

その治療成果も飛躍的に向上すると言えます。

 

当院ブログでは初掲載になりますので、

セミナーの内容について簡単に説明します。

はじめに解剖学的特徴について講義し、

触察のデモンストレーションを行います。

この時に触察に必要な骨や筋の指標となる部位や

その特徴について説明しております。

その後、実際に触察の実技練習を行います。

 

このように指標が明確になっていることで

セミナー翌日の臨床場面にて対象筋を正確に触察できる

ようになります。

 

セミナー後に実施しているアンケートでも

・筋を触察するための指標があるので再現性をもって触察することができた。

・今まで曖昧になっていた部位が明確に触察することができた。

など嬉しい結果をいただいております。

 

今後も医療従事者の方々に満足していただけるような

研修会を開催できるように、準備をしてまいりたい

と思います。

 

 

 2019.5.18   理学療法士 駿藤友也

 

 

 
 

内覧会開催

 

 

 

 

 

 

5月11日、12日に内覧会を開催し、

100名以上の方々に

来院していただきまして大変うれしく思います。

内覧会では院内を見学いただき、医師の無料相談、

運動器リハビリ体験、骨密度検査など体験して

いただき、当院の魅力をお伝えすることが

できたのではないかと思います。

 

5月から当院は渡辺整形外科から

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックに生まれ変わりました。

生まれ変わったのは名前だけではありません。

国家資格を有する理学療法士が患者様のお身体の

症状に合わせた個別に行う運動器リハビリの提供を

開始致しました。

また、新たにDEXA法 骨密度測定装置(GE社製)

や超音波診断装置、超音波治療器(UST-770)など

の最新の設備を取り揃えておりますので、

お一人お一人に合った治療を提供できると思って

おります。

イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニックは皆様が

「ここに来てよかった」と満足いただけるように、

日々、最善の医療を提供してまいりますので、お気軽にご相談ください。
2019.5.12

 

 
 
 
 
 
 
 

藤沢の海

こんにちは。院長の渡邉順哉です。

クリニックは改装工事中です。リニューアルオープンまでもう少しだけお待ちください。

理事長である父と、我が子らと姉の家族とともに藤沢の鵠沼海浜公園に行って参りました。

私は子供たちの溺れないように安全を見守りながらカメラマンをしていました。

新江ノ島水族館はたまに来ますが、滅多に海には連れていっていないので、うちの子はとても海が新鮮に感じるようです。

貝を集めたり、カニを捕まえてみたり思い思いに楽しんでいるのを見るとほっこりします。

鵠沼海浜公園よりもう少し東にある、藤沢市民なら知らない人はいないだろう江ノ島にはちょっとした思い出があります。

十数年前に妻との初デートなのに、鎌倉駅から江ノ島まで10㎞近くひたすら歩かせてお互い疲れ果てるという、今じゃ笑い話にできる懐かしい思い出の地です。

そして、江ノ島の隣にある新江ノ島水族館には当整形外科のイメージキャラクターになっている、ベニクラゲがいます。

ミズクラゲと比べると結構小さいので、水族館に行った際には一度探してみてください。

2019.5.4 院長の渡邉順哉

 

 
 

改装工事開始

こんにちは。院長の渡邉順哉です。

新体制が始まって早くも4週間。

理事長が33年間に渡り診療を行ってきました当院の改装が始まりました。

午後は休診にして、スタッフと一緒に夜遅くまで片付けを行いました。

診察室は今まで理事長1人しか考慮して作っていませんでしたが、診察室を3室に増やし、院長室としていた部屋は処置室になります。

それに伴い、受付の位置がより待合室側に移動します。

リハビリ室は大きく変わりませんが、床も壁も天井も照明も綺麗になります。

藤沢駅から最も近い整形外科クリニックは明るい綺麗なクリニックに生まれ変わります。

是非、綺麗になるクリニックをお楽しみにしてください。

2019/4/27 院長 渡邉順哉

 
 

サプライズバースデー

こんにちは。院長の渡邉順哉です。

新体制が始まって2週間。

スタッフのサプライズバースデーを行いました。

こっそり皆で計画を立てて、昼休みにケーキや花を用意してお祝いしました。

忙しい毎日の中でもたまにこういったイベントで当院で働く楽しさを感じて頂けるといいなと思います。

今後も、チームワークの良い、チーム医療のできる藤沢の整形外科を目指して参ります。

2019/4/20 院長 渡邉順哉

 
 

入学式

こんにちは。院長の渡邉順哉です。

私の母校に長女に続き、次女が地元の小学校に入学しました。

共働きで妻がお迎えに行ってくれる代わり、毎日出勤前には三女と長男を保育園に送っています。

次女は長女と一緒に歩いて小学校に行ってくれるようになったので保育園への送り迎えが3人から2人に減って少し楽になりました。

そんな我が子の毎日可愛い姿を見て、仕事を頑張るエネルギーを貰っています。

これからも藤沢の皆様がここに来て良かったと思って頂けるような整形外科診療を行って参ります。

何かお困りの症状があればお気軽にご相談下さい。                                        2019/4/5 院長 渡邉順哉

 

 

 

 
 

運動リハビリテーションが始まりました

 

 

4月1日より藤沢でも数少ない、理学療法士による運動器リハビリテーションがスタートしました。

いままでの、リハビリは、いわゆる物理療法といわれるもので、患部の温めや電気治療・牽引が中心でした。そこを、人(理学療法士)の手で痛み・しびれや違和感を探しながら正しい姿勢に整えたり、筋肉の硬さを和らげたりしてまいります。

ぜひ、ご興味のある方は一度スタッフにお声がけいただければ幸いです。

なお、5月11日~12日は内覧会です。これから準備して参りますが、きれいなったリハビリ室を見に、足を運んでいただければ幸いです。

 

2019.04.03 PT一同

 
 
 

新しい門出

初めまして、4月1日に副院長から新院長に就任しました渡邉順哉です。

理事長の父とともに、渡辺整形外科をより良いクリニックにして参ります。

藤沢市や近隣にお住まい、お勤めの方で痛みや痺れや怪我などお困りの方はどうぞいらして下さい                                     2019/4/1 院長 渡邉順哉